【無駄な努力】勉強効率が悪い人に共通する学習法8選

効率的勉強法

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ダイノスケ<br>
ダイノスケ

○効率的な勉強法を知りたい

○学校で教わる勉強法って正しいの?

○やっちゃいけない非効率な勉強法ってどんなこと?

今回はそんなお悩みを解決します。

今回の記事でわかること
  • 効率的な勉強法の共通点
  • 非効率な勉強法の共通点

本記事の内容を実践すると

○非効率な勉強法で無駄な時間を費やすことがなくなる

○勉強効率が高まり、勉強に対する苦手意識が減る

○学ぶことが楽しくなり行動力や挑戦する意欲が高まる

○スポーツ、音楽、趣味などあらゆるジャンルで上達速度が高まる

テストの成績を伸ばしたい、頭が良くなりたいと思っている方々、必ず参考になる内容なのでぜひ最後までお付き合い下さい。

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最後まで記事を読むのがめんどくさいと思う方は、YouTubeに今回の記事をまとめた動画を公開しているので、通勤通学などすきま時間にラジオ感覚で聴くこともお勧めです。

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やってはいけない非効率な勉強法(まとめ)

勉強効率が悪い人に共通する学習法

非効率な勉強法

皆さんに残念なお知らせがあります。

  • 机に座る
  • 先生のしゃべったことを黒板に書かれたことをひたすら書き写す

学校ではこんな感じの勉強法が当たり前でしたよね。実はこの方法めちゃめちゃ非効率な勉強法なんです。

学校で習う勉強法の9割以上は、脳科学的に間違っている非効率な勉強法です。
先生は教えるプロではあっても記憶と学習に関するプロでは無いからその辺を間違えないように。

今回紹介する勉強法はとても非効率なので極力避けるようにしてください。

マーカーを使う

非効率な勉強法 マーカーを使う

重要だと思ったところにマーカーやアンダーラインを引く。そうしていくうちに様々な色の線で教科書やノートがごちゃごちゃして訳が分からなくなった経験ありませんか?

マーカーは僕たちの脳に勉強したと言う満足感を与えますが、実際は全然記憶に定着しないことが最新の脳科学の実験においてわかっています。

時間だけ浪費し、後で後悔しないためにもマーカーを勉強の主軸にするのはやめましょう。

音読•黙読をする

非効率な勉強法 音読

文章をひたすら読む。そんな最中に別のことを考えたり上の空になっていませんか?

音読や黙読は何も勉強しないよりマシですが、時間をかける割には学習効率は高くありません。

読んでいる文章に対してなぜこのようなことが起こるのか、と自ら疑問を持って能動的に学んでいく姿勢が重要です。

受け身な勉強法をしていても勉強した気分になるだけで実際役立つ知識には変換することができません。

口を動かすだけ黙読より音読の方がマシですが、どうせ声に出すなら何も見ずに、家族や友人に要点を絞って説明する方が断然記憶効率は高いです。

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ごろ合わせをする

非効率な勉強法 ごろ合わせ

ごろ合わせをして歴史の年代や科学の用語を覚えた経験は誰でもあると思います。

しかしながら数年後、ごろあわせで覚えた内容が日常生活で活かされた経験って心当たりありますか?

794年に平安京が設立された。泣くよウグイス平安京で覚える人は多いと思います。

じゃあ誰がどういう歴史の背景で平安京を設立されたかと聞かれたら答えられますか?

ゴロ合わせの最大の欠点は単語だけを覚えてその根拠、理由、背景、メカニズムは一切覚えられないと言う事です。

情報を1面的でしか理解できないから決められた出題範囲の小テスト程度ならこなせるかもしれませんが、応用問題や自分の頭で考える知識には活用できません。

その結果、学校で勉強した内容って社会に出ても全然役に立たないから勉強って意味ないんじゃね。

このように結論付けて社会に出てから全く勉強しない大人が増えているのです。

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集中学習

非効率な勉強法 集中学習

塾でよくありがちな3、4時間ぶっ続けで勉強する集中学習はとても非効率です。正直長時間連続して勉強したところで楽しくないと感じる方がほとんどですよね。

集中学習の勉強効率が低い理由は、休憩時間を取らないからです。

人間の脳は情報取得モードと情報整理モードの2パターンに分かれていて、インプットしたとは複雑な情報を整理するための時間が必要です。

せっかく勉強しても学習内容を脳に定着させるより先に、新しい情報を次々と詰め込んだらどうなるでしょうか。

コップに入れられる水の限界値があるように、僕たちが一度に覚えられる情報量にも限界があるからです。

言わずもがな、効率的に覚えるためには勉強を脳を休ませて情報を整理させる必要があります。

何時間もぶっ続けで物事を覚えても、ちっちゃいコップに2リットルの水を注いでいるのと同じで、キャパをオーバーした情報は全く覚えることができません。とても非効率ですし、勉強に対する苦手意識ができてしまいます。

もちろん勉強後にスマートフォンやゲームをするなどの大量の情報を流し込む行為はNGです。

瞑想する、目をつぶる、仮眠する、散歩する、夜眠る前に勉強する。

勉強後は脳をリラックスさせることが重要です。

人間は情報の9割弱を資格から吸収しています。
現代人は江戸時代の1年分の情報1日で処理しています。
つまりデジタル断食をして目を閉じるだけで僕たちの脳は「外部から情報が入ってこなくなったぞ。暇だからさっき学んだ情報を整理するか。」と記憶効率を高めてくれるのです。

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座って勉強する

非効率な勉強法 座ったまま勉強

皆さん勉強、仕事、家でゆっくりする時、座ってませんか?当たり前じゃんと答えた方は危険です。

座っていると全身の血流が悪くなり、頭の回転が鈍くなります。つまり学習効率や集中力が低下してしまうのです。

だから本来は立ったままスタンディングデスクで勉強することが望ましいです。

人間の脳は資料採集をして暮らしていた1,000,0000年前とほとんど変わっていません。
当時の人間は走りまわりながら、周りとコミュニケーションをとってマンモスとか動物を狩っていました。

つまり人間の脳が活性化するときは座っている時ではなく立っている時なのです。

座っている=休息している時なのにそんな状態で勉強や仕事をさせるなんて愚の骨頂です。

ちなみに座る時間が長いと早死にしやすくなると言うリスクもあります。血流が悪くなると言う事はその分様々な生活習慣病を引き起こしやすくなるからです。

具体的には、1日6時間以上座っている人はたとえ運動習慣を持っていても、座る時間が1日3時間未満の人よりも、15年以内に死亡するリスクが40%増加すると言う研究結果もあります。

驚きのデータですよね。勉強効率、健康寿命この2つの面から見ても長時間座ることにメリットは無いんです。

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昼寝をしない

昼寝をしない事は勉強効率を低下させる

皆さん毎日昼寝していますか?お昼ご飯を食べた後午後1の授業でウトウトしていませんか?学習効率を高めるために昼寝は必須です。

昼寝には午前中の疲労を回復させ、学んだ情報整理し、午後の生産性を高めてくれる効果が期待できます。

具体的には昼15分仮眠を取るだけで夜3時間睡眠を取った時と同じ位、気力、体力、集中力が回復するんですよ。

1分間目を作るだけでも昼寝の効果は発揮されて、120分程度昼寝をすると午前中学んだ内容が長期記憶に定着し、3ヶ月以上記憶力が向上します。

やらない理由がありませんよね。

ちなみにニュートンとかアインシュタインとか歴史的偉人も昼寝が大好きです。

昼寝をしないままスマホを触って昼休みを過ごすより、目をつぶって過ごした方が断然早く仕事終わらせることができますよ。

昼寝をしないと午前中の疲労は回復せず、むしろ疲れが溜まり午後眠たくなると言うサイクルが出来上がってしまうのです。

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忘れる前に復習をする

非効率な勉強法 忘れる前に復習する

忘れる前に何度も何度も復習していませんか?復習する事はいいんですが、そのタイミングが勉強効率においてとても重要なんです。

なぜなら最も記憶が長期化される時は、忘れかけていたものを思い出す時だからです。

友達と雑談しててあの漫画のタイトルなんだっけってなって、後で調べてあーこれこれ!って話したものって、次ようなことがあったときはさらっと思い出せる。

そんな経験ありませんか?

思い出すことが記憶の効率化に最適な理由は2つあります。
まず1つ目は人間の脳は何度も思い出すことで長期記憶が刺激されるからです。

大量の情報を処理し続けている僕たちの脳は、オーバーヒートしないように毎日の情報を忘れるようにできています。

心理学者エビングハウスさんが提唱した忘却曲線と言うものがあって、人間は学んだものを20分後には40%程度しか覚えていないと言うことが明らかになっています。

一方何回も思い出す訓練をすることによって、僕たちの脳が「こんなに思い出そうとするって事は生存に重要な情報なんじゃないのか?この情報は長期記憶の棚に置いておきますね」とすぐ引き出せる知識として変換してくれるようになるのです。

学習効率が高まる2つ目の理由として感情を強く刺激するからです。

人間の脳の感情をコントロールする扁桃核と言う部位は記憶を司る海馬と言う部位と隣接しています。
強く感情が動くと一緒に海馬も刺激されて一時的に記憶能力が向上します。

なんで思い出せないんだと歯を食いしばって必死で復習している時に最も脳が活性化しているのです。

逆に言えばものすごい嫌な出来事があるとトラウマとなって深く記憶に刻まれてしまう理由も扁桃核が関わっているからです。

要するに忘れる前に勉強しても正直時間を浪費してるだけ。

時間をかけた割にあんまり成績が良くならないと、自分は勉強できない人間だ!って言うふうに苦手意識がついちゃう原因になるんですよね。

自分が努力したらその分自分の人生を変えることができると言う成長マインドを身に付けないと、学習意欲や向上心を鍛えることができません。

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マルチタスク

テレビやYouTubeを見ながら勉強する、仕事の途中でLINEの通知がなったら仕事を中断する。

このように集中力を分散して日々を過ごしていませんか。
人間は物事を同時並行に処理するマルチタスクができません。

マルチタスクは生産性を低下させる上に焦りの感覚を増幅させメンタルを破壊する絶対にやってはいけない習慣です。

散歩しながらオーディオブックのように複数の感覚を刺激するマルチタスクは非常に効率的なので良いのですが、脳のリソースを奪い合うマルチタスクは絶対にやめましょう。

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効率的な勉強方法

今回紹介した非効率な勉強法を皆さんも日頃行っていませんでしたか。
勉強法で大した差が開かないと思うかもしれませんが塵も積もれば山となる。
自分が毎日3時間勉強しても1日30分しか勉強してないやつに追いつけない理由は勉強効率が悪いからかもしれませんね。

僕たちは当たり前ですか全員人間です。
脳の構造は何かしら障害がない限り全員ほとんど同じです。
つまり効率的な学習方法を実践すれば、自然と周りと差をつけることができるのです。

特に周りの人間は効率的な勉強法なんて知らずにずっと非効率な学習方法を続けているんだから、継続するだけで勝てます。

効率的な勉強法のポイントはアクティブラーニングです。
積極的に思い出し、人に説明し、調べる。
この習慣があるだけで論理的な思考力や話し方、そして幅広い知識が手に入りますよ。

単純労働が機械やAIにどんどん淘汰されていくこの現代社会で賢いと言う事は何よりの武器だと思いませんか。

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地頭を鍛える方法

部活が忙しくて授業の間しか勉強してないくせにめちゃくちゃ成績の良い人って皆さんの周りにいませんか。

もともとの要領がいいんだなとか地頭がいい人って憧れますよね。

そもそも少ない時間でたくさん物事を学習できる人間になったら人生イージーモードになると思いませんか。

と言うか、苦痛を感じる勉強と言う時間は極力減らしたいですよね。

実は誰でも頭の回転を早くすることができます。

人間の脳は日々の生活習慣で作られていきます。
食生活、運動、睡眠、読書、音楽、瞑想など勉強以外の時間で脳を鍛えることを意識しましょう。

1日寝る前10分の勉強でも周りを圧倒できるようになりますよ。

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時間の余裕を作る

学生や社会人問わず忙しい現代社会、焦っている状態だと判断能力や集中力が低下してしまいますよね。

学校の宿題や塾の宿題で手一杯でゆっくり自分の頭で考える時間を作ることができない。
こんな心理状態になると学習効率は高まらず本末転倒な状態になります。
人間は心理ストレスによって焦りや緊張感が生まれ、時間が短くなったような感覚に陥ります。

自然に触れる、他人に親切にする、日記を書くなど時間の歪みを治す即効性のあるテクニックを実践しましょう。

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勉強効率が悪い人に共通する学習法【まとめ】

  • マーカーを引く
  • 音読をする
  • 集中学習
  • 座って勉強する
  • ごろ合わせをする
  • 昼寝をしない
  • 忘れる前に復習する

実はこれら非効率な勉強法には受け身な勉強法と言うこと共通点があります。

言われた通りにただ読む。書き写す。その作業に面白みも楽しさも感じませんよね。

僕たちが漫画やアニメ、ドラマ、映画について饒舌に語れるのはなぜだと思いますか?なぜなら、自分が好きな趣味は自分でたくさん積極的に調べるから。

つまりアクティブラーニングをしているからなんです。

勉強においてもアクティブラーニングを取り入れることによって今までの半分以下の時間で今までの倍以上の成績の向上も夢ではありません。

自分の人生を変えることができるのは自分だけです。1日1分でもいいから将来の自分のために努力をしていきましょう。

参考書籍 メンタリストdaigo

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