【苦手意識克服】最小の努力で記憶に残る超効率読書法5選

読書

この記事を読むのに必要な時間は約 38 分です。

ダイノスケ
ダイノスケ

○読書って意味あるの?

○読んだ内容覚えられないから読書って嫌い

○本を読み始めても途中で挫折してしまう

○効率的な読み方ってあるの?速読って誰でもできる?

○読書習慣を作るために、まず何を読んだらいいの?

今回はこんな悩みを解決します。

今回の記事でわかること
  • 読書のモチベーション上げる事前準備
  • 途中で挫折しない読書方法
  • 効率的な読書の方法
  • 読者がもたらす人生へのメリット

○論理的な思考力が身に付く

○様々な人の考え方に触れることで共感能力が鍛えられ、人間関係の悩みが減る

○今まで手を出したことがないジャンルの本も挫折せずに読めるようになる

○読書スピードが上がり、本を読むことが楽しくなる

○集中力が鍛えられストレス発散になる

○読んだ内容を日常生活で生かせるようになる

○語彙力が増え、メンタルが鍛えられる

せっかく本を読んでもすぐ忘れてしまう、そもそも読書が嫌いと言う方、悩みを解決する糸口になると思うのでぜひ最後までお付き合い下さい。

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読むのがめんどくさいと言う方は、音声学習用としてYouTubeに動画を投稿していますので、そちらを聞いてみるのもオススメです。

通勤•通学時に学べる!Youtubeラジオ

読書を習慣化させるために効果的なテクニックについては以下の記事にまとめています

本の苦手意識を克服する超効率的読書法

本を読まなきゃいけないと分かっていてもやる気が出ない。

時間をかけてみっちり読んだのに全然記憶に残らないから時間を無駄にした感覚がある。
このような読書に関する悩みをもうなくしたいですよね。
短い時間で本の内容がしっかり記憶に残るなら読書が楽しくなると思いませんか。
自分は天才じゃないからそんなこと無理だよと思うかもしれません。

安心してください読書方法はただのテクニックであり練習すれば誰でも身に付けることができます。

知行同一、読んだ知識は実践しないと人生が変わりません。
学んだ知識を生活に生かせる特措法について解説していきます。

読書のメリット

そもそも本を読むことって意味があるの?時間の無駄じゃない?

僕たちはそのように考えてしまいがちですが読書はコスパ最強の自己投資です。

世界トップクラスの学力水準を誇るフィンランドやスウェーデンなどヨーロッパ圏の子供たちは読書が大好きです。
一方僕たち日本人は身の回りで本を読んでいる人の方が圧倒的に少数派ですよね。
読書習慣を身に付けると以下のようなメリットがあります。

  • 強烈なストレス解消効果
  • 集中力、記憶力、論理的思考力を鍛える
  • たくさんの価値観を知ることで偏見や思い込みが減る
  • 共感能力が鍛えられる
  • メンタルが安定する
  • 人間関係の悩みが減る
  • 問題解決能力が高まる
  • 読書をすると家族のストレスも減る
  • 年収が増える
  • 幸福度が激増
  • 読書のメリットは文化、人種、年齢、性別問わず手に入る

こんなにメリットがあるはずないと思うかもしれません。
なぜ読書が人生の満足度を高めるかと言うと、人間の幸福の3大要素である健康、人間関係、挑戦という項目が全て改善するからです。
数千円程度の本を読むだけでこのようなメリットが手に入るのです。図書館で本を借りれば実質ノーコストで自分磨きができるんです。

読書はとても素敵な趣味だと思いませんか?

ダイノスケも20歳になるまで読書が大嫌いでしたが、本を読み始めて本を読んだって何の価値も寝ようと思っていましたから少しずつ自分の価値観や考え方が変わっていくのを感じました。

本を読んだって何の価値も無いよと思っていました。厳密に言うと本を読まない自分を正当化するため本を読むことに意味はないと思い込んでいました。

自分の人生を少しでも変えたいと思うなら、すべての人間が平等にメリットを享受できる読書と言う習慣を身に付けてみてはいかがでしょうか。

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読書初心者にオススメな読書の始め方

読書に大量のメリットがあるとは言え、いきなり難しい本を読むことに抵抗がありますよね。
難しすぎる本に最初から手を出すと最後まで読みきれず、挫折して読書に対する苦手意識が生まれてしまいます。
そこで読書初心者にオススメな本の選び方と読み方について紹介します。

絵本を読む

読書初心者はまず初めに絵本を読みましょう。

ページが少なくてすぐ読みきれる本に手をつけることでまずは1冊読みきったと言う感覚をつくります。

現代人はSNSとかメールとか定型文や短文しか読んでいません。100万回生きた猫とかめちゃめちゃ奥深い話ですよね。意外と絵本も馬鹿になりませんよ。

実家に眠っている自分が幼少期好きだった本や図書館の絵本コーナーで探してみましょう。

童話を読む

絵本に慣れてきたら次は童話に手を出しましょう。

西遊記とかイソップ物語とか、グリム童話とか、名前は聞いたことあるし、なんとなく知っているけど詳細を覚えていない本を読んでみましょう。

絵本よりも圧倒的にページが多いですが、昔からなんとなく知っている話なので抵抗感なく読み進められると思います。

ダイノスケは、小学校の図書館に置いてあったデルトラクエストって小説シリーズを社会人になってから一気読みしました。

他にも、三国志とか、坂本龍馬の偉人伝竜馬が行くとか、なんとなく知っている歴史本も面白いですよ。

映画アニメ漫画等で既に内容を知っている作品の小説版を読む

鬼滅の刃の小説版、映画マスカレードホテルを見た後東野圭吾さんの原作を読む。

このように他のメディアで先に内容や登場人物を知ってから小説に手をつけてみましょう。
小説は文字ばかりで面白くないと思っている方も、既に映像やストーリーが頭の中に入っている作品は抵抗なく読むことができます。また「アニメや漫画の描写は小説版だとこんなに繊細な表現をしているんだ!」と新しい発見ができるのでまた違った角度から作品を楽しむことができます。

音声学習

オーディオブックで好きな本を聞き流してある程度内容を把握してから本を読む。
オリエンタルラジオの中田さんの本の解説を聞いてから自分で実際に読んでみる。
耳と目それぞれの感覚で本について学ぶとより強固に長期記憶へ定着します。

また、中身をある程度把握しておくことで本を読むことの抵抗感が大幅に軽減されます。
通勤通学などの隙間時間に読んでみたい本の概要を耳で学んでおくことが非常にお勧めです。

オーディオブックのメリットや実際の使い心地については以下の記事にまとめています。

オーディオブックは1ヵ月利用料無料


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友人が好きなジャンルの本を読む

友人が読んだお勧めの本や自分の気になる異性が読んでいる本を読んでみましょう。
その本の内容を知ることで、他者とコミュニケーションが取れるようになると言うモチベーションがうまれます。

その結果、読書習慣を定着させてくれるのです。

また、友人が好きな本の魅力をあらかじめ根掘り葉掘り聞くことで、友人はあなたのことをもっと好きになってくれるので、良好な人間関係を作るためにも効果的ですよ。

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歴史的名著を読む

ヴィクトルユーゴーのレ・ミゼラブル、宮沢賢治の心、太宰治の人間失格。

誰もが聞いたことあるけど内容よく知らないって言う本に手を出してみましょう。
時代が変わってもずっと売れ続ける本はそれほど面白い作品と言う裏付けになります。

様々な時代の歴史や文化を学ぶこともできるので、文豪が描いた作品はとてもオススメですよ。

ダイノスケのおすすめは

  • レミゼラブル
  • ヴェニスの商人
  • カラマーゾフの兄弟

あたりが期待に添えると思っています。

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本を携帯する

最も重要な事はいつでもどこでもスキマ時間に本を読めるようにしておくこと。
外出時は本を携帯しスマートフォンにはKindleのアプリを入れ両手がふさがっているときはオーディオブックで音声学習をする。

1日1ページの読書、そしてすきま時間に漫画ではなくて本を読む。文字の海に飛び込む習慣を身に付けておくだけで僕たちの脳は飛躍的に鍛えられます。

読書効率を高める習慣

もっと早く本を読めるようになりたいと思いますよね。人によって読書スピードは違います。
そして読書スピードは生まれつきIQなどである程度決まっています。
とは言え読書スピードのベースラインを底上げするために日常でできる事もいくつかあります。

地頭を鍛える

頭の回転を早める習慣を日ごろから心がけておけば、読書に対する集中力をキープする時間が伸び、なおかつ読んだ内容を長期記憶に定着する能力も高まります。

  • 運動
  • 食事
  • 睡眠
  • 瞑想
  • 音楽
  • 自然

など地頭を鍛える習慣を日ごろから増やしておきましょう。

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仲間を作る

自分を変えるために本を読もうと思っても、日常生活に変化がなかったり本の内容が記憶に残らなかったら心が折れますよね。

読書を続けるためには読書仲間を作りましょう。

本を読んだ感想をTwitterや読書記録アプリの読書メーターなどで共有しましょう。

特に読書メーターは先月や今月そして累計何冊読んだのかが把握できるので読書のモチベーションアップに効果的ですよ。
人間の幸福は人間関係によって決まると言われています。
お互い読んだ本の内容を共有できたり本を紹介できる関係があると、話題をもっと増やしたいからいろんな本を読もうとモチベーションが生まれます。

運動不足の人がジム通いを習慣化するためには、ジムに仲間を作ることが最も効果的だということが最新の研究で明らかになっています。

結局同じ苦しみや喜びを分かち合える人がいるからこそ面倒なことも継続できるようになるのです。

たくさん本を読む

身も蓋もない話ですかたくさん本を読んでいる人は読書スピードが速くなります。
予備知識が増えているため文章を理解する速度が上がり、結果として短い時間で読んだ内容を要約することが可能になるのです。

つまり読書習慣は自転車と同じで最初の一歩は大変ですが進んでいくとほとんど力を使わずに前に進めるようになります。

毎日少しずつ継続して読んでいくことが大事と言う事ですね。

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時間の余裕を作る

勉強や仕事でも同様のことを言えますが、そもそも時間に余裕がないと読書をすることができません。

学生社会人問わず現代人は非常に忙しい。時間がない中集中して読むことも大事ですがそもそも心にゆとりを持って物事に取り組まないと集中できるものも注意散漫になってしまいます。

読書効率を高めるためにはやっぱり読書をした後何もしないリラックスした時間が必要と言う観点からも精神的ゆとりは必要です。

睡眠時間を削って本を読んでもあまり頭の中には入りません。

短期間であれば無茶を続ける生活も可能でしょう。
しかし乾いたスポンジを握っても何も出てこないのと同じように、万全の体制を整えておかないと満足に読書を楽しめなくなってしまいます。

今の会社が嫌だから副業や投資を寝る間も惜しんで実践して心や体を壊してしまう人はざらにいます。

人生100年時代、もっと自分の心と体を大事にしましょう。

まずは時間不足の感覚を解消する習慣や時間にゆとりを生む考え方を理解しておきましょう。

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読書のモチベーションを高める事前準備

効率的読書法一覧

読んだ内容を忘れにくくなる効率的読書法の基本は勉強法と同じです。

受け身ではなく積極的なアクティブラーニングに変換することによって読んだ内容をぐっと忘れにくくなるんです。

読書がどんどん楽しくなる。そんな方法を2種類紹介します。

僕もこの方法を試してから読書効率が激烈に上がり、読書歴が2年を過ぎたあたりから、休日は1日中本を読めるようになりました。

メンタルマップ

Efficient reading

新しいジャンルの本を読む時ってモチベーションが続かなくなりますよね。

聞いたこともない専門用語の羅列、文字を追ってるだけで眠くなっちゃう。

その対策としてメンタルマップを読書前に作っておきましょう。

メンタルマップとはあなたがオリジナルで作成したしおりのこと。しおりに以下のことを書いてください。

  • なぜその本を読もうと思ったのか
  • その本のジャンルで自分はどんな悩みがあるのか
  • その本に書いてある知識について、読み終えた後生活でどう活かしていきたいのか

これらの項目を箇条書きでノートの切れ端やインデックスカードに書き出してみて下さい。

そしてその本をしおりとして使ってくださいね。

途中読書に飽きてきたらそのしおりを見て下さい。

  • 自分がその本を読む目的は何か
  • その本から知識を得ることで自分はどんなに成長できるのか

など、なぜその本を手に取ったのか再確認することで、途切れかけてた集中力とモチベーションが復活するのです。

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感情は読書効率を高める

モチベーションは読書効率化のためには非常に重要です。なぜなら、モチベーションが高くなると僕たちの記憶能力が向上するからです。

僕たちの感情が刺激される、感情を司る扁桃核が刺激されると隣接している記憶を司る海馬が刺激されます。

僕たちは漫画やアニメ小説などストーリーを覚えることが得意ですがビジネス書を覚えるのが苦手なのはこのような理由があるからです。だから自分の感情に紐付けることで難解な本もすらすらと頭に入るようになるのです。

さらに読む前にその本の目的を理解しておくことで無意識のうちに読書効率が高まると言うメリットもあります。カラーバス効果と言う心理効果で、人間は自分の目的達成に必要な情報を無意識のうちに収集すると言う習性を勉強効率に活かすことができます。

例えば学校で今までは全然意識していなかった他クラスの異性。友達経由でその子があなたのことを好きかもしれないと言う噂を聞くと、その日から廊下ですれ違うたびに気になっちゃいますよね。

読書の目的を決める事はこのドキドキと同じです。最初から意識していると、その分野に関する情報を無意識のうちに集めるようになるんです。

まぁダイノスケはそんなリア充経験ありませんが笑

人は目的を決めると無意識に答えを探す

さらに読書効率を上げるメリットがもう一つあります。

目的を決めることで自分の気になる章だけ先に読む事が多くなると思います。

この本は2章の話が特に知りたいなと思い2章を読み終えると、2章面白かったから他の所も読んでみようかな、と言うふうに不足する情報を埋めるように自分の好奇心が働くのです。

するとあら不思議、最初は「めんどくさい絶対読破は無理だ」と思っていた本も気づけば読み終えてしまうのです。

キュリオシティギャップ

キュリオシティギャップ

2つ目の事前準備テクニックはキュリオシティギャップです。

キュリオシティとは好奇心のこと。

読みたい本とか読まなきゃいけない本て専門用語がめちゃくちゃ多いと気持ちが萎えてしまいますよね。
キュリオシティギャップはむしろ逆にへ自分が知らないことに対して好奇心をブーストさせて、読書のモチベーションを高める方法です。

具体的にやってほしい事はこの3つ。

  • 漫画、アニメ、小説など自分の好きなことについて5分ほど調べた後本を読む
  • 自分がその分野に関して知っている知識をリストアップ。
  • 本のあとがきや著者の略歴を見て著者のパーソナリティーを創造する。

本を読む前に自分がその分野に関してどのぐらい知識を持っているのかを書き出すテクニックです。

好奇心を刺激することで、2つの理由により僕たちの学習効率は高まります。

1つ目。学習した内容が長期記憶に定着される時それは既存の知識と新しい知識や結びついた時です。

なので僕はこの分野に関してここまで知っていてそこから先こんな疑問がある、と言う事を読む前に浮き彫りにしておくと、新しい知識がするすると頭の中に入ってくるのです。

二つ目。好奇心を刺激することで僕たちの脳の報酬系と言うところが活性化します。この報酬型は記憶を司る海馬と隣接しており報酬型が活性化することで海馬も刺激されます。

つまり好奇心が刺激されると一時的に僕たちの記憶能力も向上するのです。

だから読む前に好奇心を刺激することが大事なんですよね。

ちなみに読書のみならず勉強方法においても、好奇心を鍛えておくと学んだ情報がより長期記憶に定着しやすくなりますよ。

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効率的な読書法

Reading method

読書効率を高めるために日々すべきことや、読書前にやるべきことについては先ほどお伝えした通りです。

前置きが長くなりましたが、本を読んでいるときに何を意識したらいいのか、効率的な読書法について解説していきます。

読書に関する勘違い

僕たち読書初心者は本を読むことに対していくつか勘違いをしています。
一瞬で内容を暗記することができる読書法は誰でも身に付けることができる。
買った本は隅から隅まで一言一句暗記しなければいけない。
本は第1章から読み進めなければいけない。
読書と言うのは結局本の知識を自在に引き出せるようになったらいいんです。

あの本の中身なんて書いてあったっけ?と思い出して辞書のように引き出せるようになることが重要なのです。

一瞬で覚える読書法は存在しない

本をペラペラとめくっただけで内容を全て暗記する、ドラマやアニメなどで天才がよくやる速読法をやってみたいと思いますよね。

そしてそんな僕たちの憧れを金儲けに利用するため瞬間速読法に関する書籍や情報商材が2010年代に大流行しました。

しかし残念ながらこのような魔法の速読術は存在しません。最新の研究では記憶の定着率が落ちて読書の満足度が高まる、要するに読んだ気になっているだけと言うことが明らかになったのです。

アインシュタインのような大天才ならこのような芸当が可能だったかもしれません。しかし、自分のことを凡人だと自覚している方々は、ありもしない幻想に飛びつくのはやめた方が賢明ですね。

めちゃくちゃ高い壁を垂直跳びで突破するのを夢見るより、地道に階段を作っていった方がいつかは壁を乗り越えることができますよね。

絶望しなくても大丈夫です。ペラペラとめくって暗記することができなくても、今までの半分以下の時間で倍以上の学習効率をもたらす読書法は存在します。

本は好きなところから読み始めていい

小学校の教科書や漫画に慣れている現代人は本を読む時も第1章から読む事を徹底している人が多いです。

もちろんミステリー小説などはネタバレを防ぐためそして作品をより深く味わうため第1章からゆっくり読んでいくと良いでしょう。

一方で健康とかビジネスとか経済とか実用書については、既に知っているところはゆみ飛ばしてもいいし、目次を読んで1番気になる上から読み始めていいんです。

何なら目次を読んでまとめの章だけ読むと言う方法でもオッケー。

結局その本は著者がどういうメッセージで何を伝えたかったのか、自分の生活に本の内容をどのように生かせるのかさえ理解しておけばいいんです。

飛ばし読みを意識することで短い時間で自分が欲しい知識だけを抽出して学ぶことができます。
結果的に今までの2分の1位の時間で2倍の知識を手に入れることも現実的に可能な話なんですよ。

本は一言一句暗記しなくていい

読書初心者の人たちは最初から最後まですべての言葉を暗記しようとじっくりじっくり読む人が多いです。
テスト勉強のため教科書のテスト範囲すべてにマーカーを引くことと同じ位非効率な読み方です。

人間の記憶は曖昧なもので全て覚えようとしても結局覚えきれません。

時間がいたずら寝過ぎたあげく全然内容を覚えませんでしたと言う結果では読書をするモチベーションが生まれませんよね。

本の内容を忘れたらその都度辞書のように開いて確認すればいいんです。

予測読み

Predict reading

読書をする前に目次を読んで各章にはこんなことが書いてあるんだろうなと予想してください。

そしてその上を読むときに、自分の予想が合っていたかどうかを照らし合わせてみるテクニックです。

自分の予想が合っていたら「俺賢い天才😃!」と思って読書のモチベーションが上がりますし、予想と違ったら、「へーそんなメカニズムだったんだ」とか、「なんでそんなことになるの?」と言うように自分の感情や疑問が湧き上がり本の内容の理解が深まります。

このような仮説→答え合わせの思考プロセスを行うことで受け身ではなく主体的な勉強方法に切り替わります。
論理的な思考を日ごろから続けていくと、日常でもいろんなことに対して予想を持ち疑問を持つようになり、深い思考を身に付けられるようになりますよ。

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つなげ読み

Read to connect yourself

本の内容を自分の知っている知識、経験今まで読んだ本と関連づけるテクニックです。

人間は非常に現金な生き物であり、自分と無関係なものに対しては何の興味も抱きません。

逆に言えば本の内容を自分の生活とつなげることで興味が湧いて読書効率が高まるのです。

つなげ読みの方法としては

  • 自身の経験とつなげる
  • 今まで学んできた知識とつなげる
  • 社会情勢や世の中の出来事とつなげる

大まかに分けてこの3つの方法があります。

自分自身の経験とつなげる(1番おすすめ)

本に書いてある内容と自分の人生経験と照らし合わせる方法です。自身の経験とつなげる方法が繋げ読みで1番やりやすいと思います。

例えば、睡眠や栄養学に関する勉強をしていて、インスリンについて理解している最中だと仮定します。

インスリンは血管内の糖分を筋肉や肝臓に運び血糖値を正常にする作用があります。
一方で甘いものや白米やうどん、ラーメンのように精白された炭水化物ばかり日ごろから食べていると、インスリンの効き目が弱くなったり、インスリンが過剰分泌されてしまいます。

インスリンの過剰分泌により血糖値が急激に低下すると、倦怠感や急激な眠気に襲われます。

このようにインスリンについて学んだ後、「なるほど、カレーのご飯大盛りとか、ラーメンをお昼ご飯を食べた後に眠くなる理由はこれだったのか!」

て言うふうに自分の人生経験の根拠がわかると理解度がさらに深まりますよ。

観察能力や好奇心も鍛えられるので、人との話題作りにも役立ちます。人生経験とをつなげる読書方を続けると、きっと毎日が楽しくなりますよ。

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今まで読んだ本の知識とつなげる

知識は単体では役に立ちません、自分の知っている既存の知識と結びつくことでより理解が深まります。

知識は大きな木の幹のようなものです。新しい知識を覚えようと思ったら幹を伸ばして枝分かれして、既存の知識とくっつけることで効率よく記憶に定着させることができます。

今までテレビやYouTubeなどで聞いたことがある専門用語を学校の教科書で聞いたときに、「この言葉知ってる!」って優越感に浸った経験はありませんか。知識とつなげて読む事はこのような快感を味わうことができます。

日本史とか世界史とか歴史が典型的な例ですね。学校の授業で淡々と何年に何が起こったとかを覚えなさいと言われるよりも、オリエンタルラジオの中田さんが紹介してくれた三国志について内容を学び、Amazon Primeで三国志物の映画を見たり、三国志の小説を読むことで多角的にへ情報を理解することができます。

他にも例を挙げるなら、今回の記事のテーマである読書効率と、勉強効率のテクニックは本質がとても似ています。勉強効率に関する本を読むと僕の記事とつながるところがいくつか見つかると思います。

このブログで恋愛とかお金とか仕事選びとかジャンル多くない?と思うかもしれません。実は、全て自己改善という大きなテーマでつながっているのです。

ニュースや友達から聞いた話とつなげる

世界のニュースや歴史など自分の遠い世界と本の内容をつなげることも効果的です。

例えば地球温暖化や砂漠化の進行のイメージが難しい場合、雲や雨ができるメカニズムを知れば、地球温暖化で雨が降る範囲が局所的になり、砂漠の範囲が増えるんだ!て言うふうに理解の難易度が下がります。

二酸化炭素排出量削減とか、AIや3Dプリンターの進歩なども、ニュースと本を並行して見ることで理解が深まります。

中国がデジタル人民元を作った理由はどこの国よりも先にITで覇権を握るためかもしれません。

カーボンニュートラルを進めるために太陽光や洋上風力、波力発電、リチウムイオン電池より蓄電能力の高い上に塩水で作ることができるフロー電池の開発など、情報源を変えることでよりフラットに思い込みを外して未来を予測することができるのです。

なぜロシアとウクライナが戦争をしているかも世界史を学べば見えてくるものもあります。

例えばウクライナはもともと様々な国に侵略され支配下に置かれていて、もちろんロシアにも支配されていた時代がありました。

一方で第二次世界大戦の後へ取り返し独立することができたので、ウクライナとロシア側両方ともあの土地は自分のものだと主張しているのです。

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要するに読み

Summary reading

要するに読みは本の各章ごとに、「この章の内容は要するに」、と一言で言語化していく読み方です。

要するに読みを行う際は、何も見ずに思い出しながら声に出して読むことが重要です。

加えて家族や友人に自分の要約を聞いてもらったり、マインドマップにまとめたりしましょう。

人は思い出すことで記憶が強固になる

人間は物事を思い出すときに学習内容が長期記憶に定着されます。

人間の脳は膨大な情報で脳の神経がオーバーヒートすることを避けるため、物事をすぐに忘れるようにできています。

エビングハウスと言う心理学者が提唱した忘却曲線によると、学習した内容は20分で60%以上低下すると言われています。

一方を何回も思い出そうとすることで、人間の脳は「何回も覚えようとしている=生存のために必要なことなんじゃね?」と理解し長期記憶に学習内容を置いてくれるようになります。

大抵4回位復習すると長期記憶に変換されると言われています。

つまり何も見ずに要約することで本の内容を思い出すプロセスが発生し、より記憶が強固になるのです。

しかも人に説明しなければいけないと意識しておくことによって、読書の際の集中力を高めることができます。

さらに前述した読書効率を高める準備としてメンタルマップを作成する際、読書の目的が家族や友人の役に立つ情報を提供することならば、「家族や友人の役に立つ情報を説明しなければいけない」と言う他者を巻き込んだモチベーションが生まれ、非常に学習効率が良くなります。

加えて本の内容を自分の口で喋ることと言う事は視覚だけを使った読書よりも格段に勉強効率が高いです。

文字を声に出すことで自分の運動感覚と聴覚が刺激され普通に読むよりも脳が活性化できるのです。
そのため読んだ内容を黙ってマインドマップに整理するだけよりも自分の言葉で言語化して声に出して人に説明すると言う方法は最高の学習方法なのです。

要するに読みは読書経験が全くない人がいきなりやろうとすると結構きついです。本を一度読んでおいて2週目以降に使うと特に効果的です。

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要約することで情報の取捨選択が出来るようになる

本の内容を要約し、分割することで自分の興味が明確になります。

例えば健康に関する本を読む時、なぜ健康が大事か、食事、運動、睡眠この4つの上に分かれているとしましょう。

食事と睡眠の知識は浅いから読みたいけど健康の大事さと効果的な運動については既に知ってるから軽く読むくらいでいいや、と情報の取捨選択ができるようになるのです。

その結果短い時間で自分の欲しい情報を手に入れる能力がどんどん鍛えあげられていきます。

視覚化読み

Visualizing read

視覚化読みは本の情報を頭の中でイメージしながら読む方法です。

読んだ内容を実践する主人公のストーリーをイメージする、自分が学んだ情報をマインドマップにまとめることが効果的です。

最新科学が明らかにした最も効率的な読み方は自分が学習した内容をマインドマップにまとめると言う方法でした。

漫画やアニメの内容は覚えられるのに小説や実用書の内容が覚えられないのは、頭の中で映像がイメージできていないからと言うことが大きな原因です。

例えば、睡眠に関する本を視覚化読みしようとしたら、睡眠の質が良くなる習慣を日常のどんなところで実践していくか想定してみるとか。

読んだ知識は実生活に活用できてこそ真価を発揮します。

読んだだけではなくどんどん取り入れてみましょう。

読書効率を助けるダイノスケお勧めのマインドマップは以下の記事で紹介しています。

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質問読み(すきま時間を有効活用)

Question reading

質問読みは本の内容に対して自分のわからない疑問や矛盾点をどんどん質問していく読み方です。

通勤中夜お風呂でリラックスしている時など、スキマ時間が空いたら自分が今読んでいる本の中で理解できていないところを質問として言語化してみましょう。

もちろんその答えは読んでいる本の中にあります。

前述したカラーバス効果により、答えを探そうと読むことでより本の中身をより効率よく僕たちの記憶の中に定着できます。

読了するスピードは上がりませんが、本の内容をインプットする方法としてはトップクラスに便利な読み方です。

適当に速読をして内容を覚えていないから何回も読み直しするより、1階では把握できる方が断然効率は良いですよね。

音声学習は読書効率を高める

本の内容を朗読する音声学習アプリを使うと記憶の定着率を高めることができます。

マルチモーダルと言って人間は視覚や聴覚嗅覚触覚など様々な感覚を同時に刺激することで脳にたくさん刺激を送り、記憶力を活性化することができるのです。

学習効率を高めるために一度紙で読んだ本をオーディオブックで聞き直してみましょう。

オーディオブックで聴き直すことで聴覚が刺激されてより深く理解することができます。

音声学習は通勤、通学などスキマ時間に勉強することができ、料理や食器洗いなど手がふさがっている時にも学ぶことができることが魅力です。

運動しながらの勉強は脳が活性化して非常に効率が良いので、オーディオブックを聴きながら公園の中を散歩することも非常にお勧めです。

オーディオブックは毎月750円で何百冊もの本を聴き放題、しかも最初の14日は無料です。

音声学習のメリットやオーディオブックを実際に使ってみた感想、その他音声学習アプリとの比較を以下の記事にまとめているので興味があれば読んでいただければ幸いです。

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読書後にやるべきこと

本を読んだ後スマートフォンでYouTubeやSNSを開いていませんか。

せっかく勉強したなら少しでも長期記憶に留めたいですよね。
読書効率を少しでも高めたいなら本を読んだ後目を閉じて瞑想や仮眠をするようにしましょう。
人間の脳は情報取得モードと情報整理モードの2種類のパターンがあります。

情報取得モードの後は学んだ内容を整理する時間が必要なのです。
読書で大量に情報を取り込んだ後スマートフォンで余計な情報を吸収してしまうと、コップの中に牛乳を入れた後水を大量に注ぐと牛乳がこぼれていってしまう事と同じように読書の内容が薄れてしまいます。

人間は情報の8割強を視覚情報から取り込んでいます。
つまり目を閉じて外部からの情報を遮断することで僕たちの脳は「あれ外部から情報が入ってこなくなったぞ。なら直前に勉強した内容を整理しますね」と散らかった本棚を片付けるように学んだ情報を整理してくれるようになるのです。

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本の苦手意識を克服する超効率的読書法(まとめ)

  • メンタルマップで読む目的を明確化
  • 自分の好奇心を刺激することで記憶能力がアップ。
  • 予測読みで本の概要をつかむ
  • 本の内容と自身の経験を繋げる
  • 難解な本は視覚化で理解
  • 各章ごとに要約
  • 著者に質問して答えを探す

本を読むことによりいろんな人からの価値観を吸収することで僕たちの脳みそが鍛えられ判断ミスを起こしにくくなります。

その結果自分の人生にとっての幸せに対しベターな選択を選べる回数が増えてきます。

人生を変えるために読書は必須。ただ読書のハードルが高いならそのハードルを今回紹介した方法で少しでも下げることができれば幸いです。

参考書籍 メンタリストdaigo

知識を操る超読書術

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