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○読書って大事なの?
○本を読むメリットってある?
○読書する事は人生にどんな影響与えるの?
○読書のやる気が起こらない
今回はそんな悩みを解決します。
- 読書のメリット
- 読書のやる気を高める方法
○創造性や行動力が向上する
○生産性•勉強効率が向上する
○本を読むことが楽しくなる
○メンタルが安定化し人間関係が良くなる
読むのがめんどくさいと言う方は音声学習用にYouTubeで動画を投稿しているので通勤通学などスキマ時間に聞いてみるのもオススメです。
やる気が増える読書のメリット
皆さんは普段本を読んでいますか?
身の回りで本を読む人は賢い人が多いし、教養が増えるし、読書したほうがいいんだろうけどついYouTubeを見てしまう。
こんな自堕落な日々を送ってしまいますよね。
人間は行動のメリットを知っておくとやる気を高めることができます。
読書習慣は筋トレと同じで繰り返し続けていくことで負荷を上げることができます。
最初は1日1ページでも継続していけば1年後には毎日50ページぐらい読めるようになりますよ。
皆さんが思っている以上に読者は人生に与える影響が大きいです。
しかも読書のメリットは人種、文化、経済状況、性別、年齢問わず誰でも享受することができます。
読書がもたらすメリットについて一緒に勉強していきましょう。
脳機能向上
読書の習慣がある人はそうでない人に比べて格段に脳機能が向上している傾向があります。
脳機能といってもひとえに様々な機能があります。
知識
当たり前ですがたくさん本を読む人は、その分様々な知識を吸収することができます。
人生は選択肢を広げたもん勝ち。
たくさん知識を手に入れることで人生に幅広い選択肢を持つことができます。
思考力の向上
様々な文章を読み解き理解するためには自分の頭で考えることが必要です。
様々な物事を理解する過程で脳を鍛え続けているので、頭の回転が速くなります。
要するに物事を分析したり、論理的に考える力が高まります。
読書によって話が上手くなるとかたくさん言葉を覚えるだけではなく非言語的知能(集中力、記憶力、判断力)も鍛えられるのです。要するに地頭が良くなると言う事ですね。
また読書によってIQの6ポイントほど向上することが明らかになっています。
IQは100が人類の中間、130が人類の上位90%なので6ポイント上がる事はどれだけ重たい数字がわかりますね。
本を読むことをよく巨人の肩に乗ると言うふうに例えられます。
自分が知らない新しい価値観や考え方、そして歴史的な人たちから直接アドバイスをもらえるのです。
ダイノスケとしては、ガイド付きのダイビングのように読書をイメージしています。
自分1人じゃもぐれない深さまでもぐれるようになりやがて自分1人でもダイビングできるようになる。
つまり自分が尊敬する人や歴史的人の考え方を模倣することで自分も少しずつその人たちの思考法を身に付けることができるのです。
そのため様々な問題に直面した時いろんな人の視点で物事を分解して捉え突破口を見つけやすくなるのです。
また知識が豊富な分できる行動の選択肢も増えます。
例えば最小限の努力で引き締まった体を手に入れたいと言うふうに思うのであれば、
- 深い睡眠は脂肪を燃焼させる
- 空腹中に軽い運動をすると効率的に脂肪が燃える
- プチ断食は夜の睡眠の質を高める
- 午前中に太陽の光を浴びると夜睡眠の質が高まる
- 自然を見ると深いリラクゼーション効果+夜の睡眠の質が高まる
- 散歩や階段の上り下りなどのリズム運動は夜の睡眠の質を高める
これらの知識を統合すると、日頃プチ断食をしながら午前中自然の中を散歩すると言う習慣を設けると、夜ぐっすり寝れるようになるし勝手に脂肪が燃えていくのです。
このように知識は単一で使うのではなくて組み合わせることで絶大な効果を発揮します。
集中力
1つの物事に没頭して取り組む力。読書は僕たちが喉から手が出るほど欲しい集中力を鍛えてくれます。
集中力も筋トレと同じで鍛えるほど向上していきます。
読書をしているときは文章を理解したり文字を目で追っている際、今日の晩御飯の事や続きが気になる漫画の事についてつい注意が向いてしまいます。
注意散漫になったときに読書に意識を戻すことが注意力のトレーニングになるのです。
同様の理屈で瞑想も集中力を鍛えることに効果的だと言われています。
読書力を鍛えるためにも読書と瞑想はセットで毎日行うと良いでしょう。
判断力の向上
読書を続けると様々な視点で物事を考えられるようになり、思い込みにとらわれにくくなります。
その結果客観的で冷静な判断能力が養われます。
人間は自分にとって都合の良い情報ばかりを集める確証バイアスとか、自分の好き嫌いで物事を判断するヒューリスティックバイアスとか、みんなが使っているものや権威のあるものに対して思考停止して自分も迎合する心理的性質を持っています。
読書によりこのような心理メカニズムに対する理解を深めたり、小説や偉人の失敗談を疑似体験することで、思い込みにとらわれる頻度が減少するのです。
記憶力の向上
集中力と同様に僕たちが欲しくてたまらない記憶力も読書によって鍛えることができます。
読んだ知識を記憶に定着させていく際、海馬に刺激が与えられます。
また読んだ内容を自分の生活に応用したり、人に説明しようとするたびに学んだ内容を思い出しますよね。
人間は寝ている時と思い出そうとしているときに最も記憶力が鍛えられます。
人間は何歳になっても学んだ知識を周りにアピールしたいと言う欲求があります。
- 本を読んで学んだ情報を誰かに話したくなる
- →知識を人に話す
- →記憶を司る海馬が刺激されて記憶力のベースラインが底上げされる。
このように本を読む事は記憶力を鍛える脳トレになるのです。
言語能力の向上
語彙力が多い人や例え話が上手い人って賢そうだしカリスマ性があるように見えますよね。
本を読み様々な言葉に触れることで言語能力が向上します。
人に解説する力や説得する力が高まり人間関係が円滑になります。
また人は語彙力が多いほどメンタルが安定しやすくなります。
さらに加えて言語能力が高い人ほど異性からモテやすくなります。言語的知性が高い=遺伝子が優秀=素敵という方程式です。
創造性向上
変化の激しい変化現代の情報化社会は学校のテストのように与えられた課題を解くのではなく、自ら問題を見つけて解決していく能力が必須です。
なぜなら肉体労働とか単純労働は機械やAIにどんどん淘汰されていくからです。
さらに単純労働でやっぱり収入が低いですよね。
自由な人生を手に入れるためにはクリエイティビティーやアイディアをひらめく力はとても重要です。
本を読むことにより読んだ内容を自分の頭の中で咀嚼し空想にふける時間が増えます。
自分の頭で考える時間が増えることでアイディアを思いつく力が鍛えられるのです。
メンタルが安定する
読書を習慣づけるとメンタルが安定し何事にも動じなくなったり人間関係が良好になります。
前述した通り言語的知性が高いとメンタルが安定しやすくなります。
他にも面倒なこととか抵抗を感じる事に対しても取り組む自制心を鍛えることができます。
ストレス激減
読書はストレスを減らす効果が非常に高いです。
人によっては紙の本をめくるときの音や手触り、本の匂いが好きと言う人もいれば、通勤通学などの隙間時間を音声学習に利用することができると言う充実感でストレスを解消する人もいます。
興奮を鎮め深いリラックス作用をもたらすので睡眠前のルーティンとして最適です。
また人間は目をつぶっている時に脳内が情報整理モードに変わり日中学んだ情報を長期記憶に定着します。
つまり寝る直前に学んだ情報は非常に効率よく長期記憶に落とし込むことができるのです。
要するに睡眠の質を高めるためにもそして効率的な勉強法としても眠る前に本を読む事は非常にお勧めです。
動じない心が鍛えられる
読書により様々な人の考え方や文化、知識を吸収することで自分の価値観が変わります。
自分の考えが世の中の多数派ではなく国や人種によって宗教とか考え方がたくさんある。
と言う自分と違う考えを受け入れるメンタルが鍛えられます。
この考え方は自分の視野を広げ、どうしようもなく凹んでいる時も、偉人の〇〇さんに比べたらまだマシだ、と立ち直れるようになります。
日本はブラック労働を理由に心を病む人や命を絶つ人が非常に多い国です。
職場でうだつが上がらなくても、最悪海外に逃げてしまえばいいんだ、今の仕事以外で生きていくためにも自分は投資や副業で稼げるようになろう。
このように自暴自棄にならずに自分を許したり現状打破に向けて歩めるようになります。
知的謙遜が鍛えられる
自分はまだまだ知らないことばかり。
自分が無知であると言うことを理解している。
古代ローマの哲学者ソクラテスさんが編み出した無知の知、現代では知的謙遜と言われるこの考え方は成長していくために必要不可欠です。
実際Googleも採用でトップクラスに重要視している思考方法です。
読書を続けることによってこの知的謙遜と言う考え方が鍛えられます。
なぜならひたむきに学び努力をし続けると「学ぶたび、自分がいかに理解してなかったかわかる。さらに自分が学ぼうとしている分野がいかに奥深かったのかが理解できる。」
と言う自分の心理に向き合えるからです。
一生うだつの上がらない会社員をやっているお年寄りとか完璧主義の若者たちはよく「自分はもう〇〇についてよく理解してるからさ」て言っている人がいますよね。
例えばスマホを使ったことがないお年寄りがスマホを使う若者は全員ダメだとか、自堕落な若者がどうせ自分は何やってもダメだと挑戦する前から諦めたりとか。
彼らは知的謙遜を1ミリも理解していない典型的な例です。
つまり知的謙遜能力が欠如した状態だと彼らのような人生を歩む羽目になるんですよ。
自分が知っているものや持っている能力はまだまだ未熟で他の人たちから学ばなければいけない。と言う姿勢があれば周りに馬鹿にされることを恐れずにいろんなことに挑戦したり教えを乞うことができます。
無論、プライドを捨てて他の者に聞くことができる人たちは成長しやすいし、自然と人も集まってきますよね。
読書を続けるとこのような知的謙遜と言う考え方を磨くことができるんです。
習慣形成能力が育つ
人生は積み重ねてきたもので決まります。
特に僕たち秀でた才能のない一般人なら、習慣力はより大きな影響を人生に与えます。
毎日コツコツと本を読み続けると言う事は、「自制心を働かせて何かを積み重ねる力」も鍛えています。
つまり読書を日頃行う人は宿題や仕事をコツコツと頑張るし、瞑想や運動、食生活の見直しや睡眠時間の確保など他の良い習慣を結構簡単に身に付けることができます。
1日1ページ、1日1分でいいから本を読むように継続し続けましょう。
社交力の向上
人間は社会的動物であり、世の中を効率的に生きていく上で社交性は重要です。
引きこもって本を読む事は一見して社交性とは対極のように感じ取れますが、実は読書には社交性を鍛える効果が期待できます。
共感能力が高まる
人が転んですりむいた直後の膝を見たら思わず自分も痛そう、、と心の中で叫んでしまいますよね。
人間は他人の気持ちを推測する共感能力と言う力を備えています。
1部のサイコパスな人を除きたいていの人間には相手の気持ちを察する共感能力があります。
読書を続けることで相手の心理を推測する気配り能力が高まるのです。
例えば小説は様々な登場人物の心理描写を緻密に描きますよね。
歴史とか偉人の残した言葉にもその人の経験してきたことが背景として表れていますよね。
つまり本を読むことによって様々な人間の心理を疑似体験することができるようになります。
その結果日常生活において仕事で困ってそうな同僚を見つけたらいち早く察知できるようになったり、性別年齢の違う人たちの考え方や気持ちを理解しやすくなるのです。
説得力、交渉力の向上
仕事だけでなく異性を食事に誘うとか、クラス内のグループでうまく過ごしたりとか、僕たちは日々説得と交渉を繰り返しています。
前述したように本を読むことで理解力や物事をわかりやすく解説したりする言語的知性が鍛えられます。
その結果相手の言っていることをいち早く理解し自分も相手も納得できる答えを導き出すのが上手になります。
仕事で客からのクレーム対応や様々なトラブルをスマートに解決するようになると職場での評価が上がりますね。
行動範囲の拡大
読書を続けると様々なことに興味がわき行動力が高まります。
歴史とか文化とか、健康とか生産性とか、自分と全く関係のない業種とか知的謙遜をを鍛えることにより好奇心が増幅します。
その結果いろんなところに旅行に出かけたりサーフィンとか陶芸とか体験教室に出かける頻度が増えたり、新しい社交の場に出かけたり副業に挑戦するようになるのです。
当然人脈が増えるし、加速度的に成長できます。
また香港大学の研究によると本に囲まれて育った子供たちは将来新しい体験をする割合が高いと言うことも明らかにしています。
好奇心が高くなると物事に粘り強く取り組むようになったり、好奇心を司る脳の報酬型と言う部位の隣の記憶力を司る海馬も活性化します。
つまり好奇心により脳が活性化し記憶力や集中力も相乗効果で高まるのです。
好きこそ物の上手なれと言いますが、好奇心が湧き出てくる好きなものだからこそ成長速度が加速すると言う科学的根拠のあることわざなんですよ。
様々なことに挑戦することによってたくさん失敗もしますがその分成功体験も増えていきます。
自分が行動することによって自分の人生はいくらでも変えていくことができるんだと言う成長マインドを鍛えていくこともできます。
年収が上がる
世の中お金で買えない大事なものはたくさんあります。
けど、資本主義社会を生き抜く上でお金はあるに越した事はありませんよね。
お金があれば自分の家族や友人が病気になったときに助けることができるかもしれませんよね。
本を読むことで年収が増加することが様々な研究で明らかになっています。
前述した通り脳機能が向上してメンタルや人間関係の悩みも改善するんだったら、当然仕事もうまくいきますよね。
- 幼少期の頃に本を読んでいる人ほど年収が高くなる
- 本を読む習慣がある人はそうでない人に比べて大学への進学率が1.21倍高い
- 年間25冊以上本を読む人はそうじゃない人に比べて2倍以上の知識を手にしている
- ミリオネアの88%は読書習慣がある。1日最低でも30分は読書する時間を設けている
僕たちが想像するお金持ちやミリオネアは人を騙してお金を削除している悪代官のようなイメージですが、実際は僕たち一般人より断然性格が良くて超努力家です。
僕たちも見習ってたくさん本を読むようにしましょう。
幸福度向上
読書習慣がある人は人生の満足度や幸福度が高い傾向にあります。
何故かと言うと前述した通り脳機能が向上して社交性やメンタルが改善して仕事プライベートともに充実するからですね。
人間の幸福度は健康、人間関係、挑戦で決まると言われています。
読書を続けると、自分の健康への意識が高く、コミュニケーション能力に長けて良い人間関係を築けるようになり、好奇心や行動力があるので様々なことに挑戦して成果を掴みやすくなります。
要するに人間が幸福になるために必要な3大要素を読書と言う行為は満たすと言う事ですね。
しかも読書習慣があると一緒に生活している家族の満足度も高くなります。
ご両親はぜひお子さんに本を読み聞かせる習慣を作ってみて下さい。
しかも本を読み聞かせるほどはご両親の仕事の生産性と自尊心を高める効果があります。
仕事が忙しい、ママ友との付き合いにうんざりしている。このような精神的余裕がない人ほど子供と読書をすると人生が変わりますよ。
ちなみに子供に読み聞かせをする際はインタラクティブ読書という、ページをめくる前に「豚さんはこの次何をするかな?、オオカミはどういう行動するでしょう」みたいに質問を投げかけながら読み聞かせると子供のIQや共感能力が高まりますよ。
読者初心者にお勧めの本
読書することが人生において非常に重要な役割を持つ事がお分かりいただけたでしょうか。
とは言え自分は活字が大嫌いでどんなものから読んだらいいのかわからない。
このように読者初心者は本を読むことへの抵抗感が凄まじいですよね。
ダイノスケも20歳で本を読み始めたので抵抗する気持ちは非常によくわかります。
人間は現状維持が大好きで変化が大嫌い。
だからいきなり読書習慣のない人間が難しい実用書に手を伸ばしてもすぐに挫折します。
- 幼少期好きだった絵本
- 学生の頃好きだったライトノベル
- 好きな漫画の小説版
- 友人がお勧めするベストセラー本
- 好きなユーチューバーやインフルエンサーが紹介する本
- 自分が興味のあるジャンルの実用書
- 自分の家族や友人が興味ありそうなジャンルの本
このように上から順に難易度の低い本から始めていて本を読みきると言う経験を積んでいきましょう。
効率的な読書方法
自分は頭が悪いから何回読んでも本の内容が頭に入らない。
せっかく苦労して時間をかけて読んだのに記憶に残らないから読書が嫌い。
このような経験が読書に対して苦手意識を作ってしまいますよね。
今までよりも短い時間で読んだ内容をより深く記憶に定着できるような効率的な読書方法を身に付けておくと本を読むことが楽しくなりますよ。
- 知識が頭に入りすぐに実践したくなる
- →実践することで生活が変わる
- →また新しい知識を求めるようになる
このように好奇心モンスターに変身することができます。
ペラペラと本をめくって一瞬でインプットすると言う方法は実は科学的には否定されています。
満足度を高める記憶能力は低下する、要するに読んだつもりになるだけなのです。
けどがっかりしなくて大丈夫です。
皆さんが思っているのとは異なる効率的な読書方法は世の中に存在しています。
- 読む前にその本から得た知識を日常にどのように生かしたいか紙に書き出す
- 夜眠る直前に本を読み翌朝復習してマインドマップにまとめる
- 本の内容を自分の知識経験と照らし合わせながら読む
学校の授業のように受け身な読み方をしているといつまでたっても頭の中に情報は入ってきません。
アクティブラーニング形式で読書を極めましょう。
やる気が激増する読書のメリット(まとめ)
前述した通り読書は人種や文化、年齢、性別問わず同様のメリットを与えてくれる最高の習慣です。
僕たち貧乏一般人ほどたくさん本を読んで世知辛い現代社会を生き抜く力を手に入れましょう。
今後当たり前ですが知識労働の重要性はもっと高まっていきます。
単純労働しかできない人間はどんどん機械やAIに淘汰されて一生貧乏な暮らしが待ち受けています。
自分を幸せにできるのは自分だけです、ミリオネア達と同じように1日30分の読書が出来るように生活を少しずつ変えていきましょう。
参考書籍 メンタリストdaigo
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