【騙されるな】マルチタスクのデメリット5つと止めるためのポイント5つ

アイデア・発想力

この記事を読むのに必要な時間は約 20 分です。

ダイノスケ
ダイノスケ

○マルチタスクできるようになりたい

○集中力が欲しい

○心がざわついて寝れない

○漠然とした不安が消えない

○常に時間不足の感覚に襲われる

○マルチタスクってやらないほうがいいの?

今回はそんな悩みを解決します。

今回の記事でわかること
  • マルチタスクのデメリット
  • マルチタスクを続けた者の末路
  • マルチタスクを止める方法

本記事の内容を実践すると

○人間関係の悩みが格段に減る

○集中力や生産性が向上する

○漠然とした焦燥感や不安が減る

○人生の充実感が増す

ダイノスケのプロフィール

ダイノスケTwitter

読むのがめんどくさいと言う方は音声学習用にYouTubeで動画を投稿しているので通勤通学などスキマ時間に聞いてみるのもオススメです。

通勤•通学時に学べる!Youtubeラジオ
【気づいたら人生終了の原因】マルチタスクのデメリット5つとシングルタスクのやり方6選

集中力の鍛え方や集中力を鍛えるメリット等は以下の記事で解説しています。

合わせて読みたい

マルチタスクのやめ方5つとデメリット5つ

時間が足りないだから同時並行でたくさんの情報処理できるマルチタスクを身に付けたい。
こんなことを考えていませんか?

結論から先にお伝えするとマルチタスクは百害あって一利なしなので絶対やめてください。人間の脳はマルチタスクできるように作られていません。

マルチタスクテクニックを推奨する自称エリートサラリーマンたちはマルチタスクをやめたらもっと生産性が高くなります。
生産性を高めたいなら結局目の前の作業を1つずつ集中して各個撃破していく方が結果的に早く終わるのです。

人間の脳はAとBの仕事を同時に考えているのではなく細かく切り替えているだけに過ぎません。
仕事の切り替えの際に、次何をやるんだっけ?と言う迷いが生じこの迷いが無駄な時間や焦燥感、不安感を増幅させているのです。

一方で人間は生存戦略として、一箇所に集中するんじゃなくて周りの情報にすぐ気がそれるように進化してきました。

ジャングルで目の前の木の実に夢中になって、後から猛獣に襲われていた個体は生き残ることができなかったのです。

逆に言えば、周囲の音や光に対して敏感に反応してきた個体が生き残ってきて、その生き残りの子孫が僕たちなのです。

スマートフォンのように現代社会は人間の注意力を奪いマルチタスクを誘導するもので溢れています。

しかしながら現代は集中力を発揮する人が自由を手にできる世の中です。

スマートフォンにアプリをインストールするとそれだけでスマホの容量を圧迫しますよね。やるべきことがたくさんあるマルチタスクの状態も僕たちの脳のメモリを圧迫している状態なのです。

マルチタスクを止めて集中力を鍛えていきましょう。

まずはマルチタスクのもたらすデメリットについて解説していきます。

脳機能の低下

マルチタスクばかりしていると集中力や記憶力の低下、結果として生産性は全く向上しません。

やりかけの作業を何度も受け持つと言う事はそれだけ脳の処理能力を奪いあっているのです。
人間は中途半端な情報を深く脳に刻み込むツァイガルニク効果と言う心理効果を持っています。アニメやドラマの次回予告が気になったら1週間ずっと続きが気になりますよね。

やりかけの仕事を残していると頭の片隅で「早くあれをやらなきゃこれもやらなきゃ」と囁きかけてきて目の前の作業に集中できなくなるのです。つまりマルチタスクは脳内をゴミ屋敷にしているようなもの。1つずつゴミ袋に包んで処理していかないと脳の使えるスペースがどんどん狭くなっていきます。

YouTubeを見ながらや音楽を聴きながら勉強してもあまり頭の中には入りませんよね。あなたの頭が悪いからではなくマルチタスクをしていたから成績が伸びなかったかもしれませんよ。

合わせて読みたい

メンタルを病む

毎日時間が足りないと言う感覚や、布団に入っても漠然とした将来への不安に駆られなかなか寝付けない。その原因はマルチタスクかもしれません。

生産性を高めたいから、たくさんの物事に手を出しているのに、マルチタスクの声で、結局生産性が低下して時間がなくなるなんて皮肉ですね。

自分がマルチタスクをしていると思い込んでたくさんの仕事を切り替えていると時間がかかるのにどの仕事も終わってないと言う状態に陥ります。


時間が足りないと言う焦燥感がじわじわと僕たちのメンタルや脳機能にダメージを与えるのです。

物事がうまくいかなくなると、その憤りやストレスは、自分や自分の大事な人を攻撃する原因になってしまいます。

心にゆとりのある時間感覚を取り戻すメンタルテクニックについては以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

人間関係が悪化

マルチタスクばかりしていると他者に嫌われやすくなり交渉が下手になります。

相手と会話しながら脳内では別のことばかり考えているので相手の感情の機微を理解する能力が低下したり相手のしゃべっている内容をすぐ忘れてしまったりコミニケーションに悪影響が生じるためです。

上司に書類の説明をしながら頭の片隅で早く別の資料も終わらせなきゃなぁとか考えていたらつい声は小さく自信なさげに喋ってしまいますよね。
聞き手側からしたら誠意を感じないし聞き取りづらいし、説明も何を言ってるかわからないと言う状態になり、当然ながら相手を説得できる確率も低下するのです。

人間関係が悪化する例として友達や家族と喋っている時スマホを触りながら話を聞かれると嫌な気持ちになりますよね。SNSを見ながら人の話を聞くこともマルチタスクの典型的な例です。

スマホは注意力を奪う塊であり、SNSを畳にいなくても机の上に置いているだけで嫌われるリスクが高まります。僕たちの注意力はスマホに奪われ、相手に「この人自分の話聞いてないな」と誤解されるのです。

深く物事を考えなくなる

マルチタスクの最も害悪な要因は深い思考ができなくなってしまうと言う点です。

前述した通りマルチタスクで脳の理性や感情コントロールを司る前頭葉の取り合いが起こり1つの物事を深く考える余裕がなくなってしまうのです。

誘惑に弱くなる

  • 腹が立っても上司を殴ってはいけない。
  • 太るからむやみやたらとお菓子を食べてはいけない。
  • 健康に悪いからタバコ吸ってはいけない。

このような衝動を抑える判断は前頭葉が担っています。マルチタスクを行うと前頭葉が誘惑を抑える命令を出す余裕がなくなり目先の快楽に対し簡単に飛びつくようになります。

勉強や仕事をサボり不健康な生活を続けると、将来向かう先は何の能力も持たない醜い老害まっしぐらですよ。

騙されやすくなる

社会人になり年齢を重ねるにつれて自分の友人がマルチ商法や怪しい宗教、投資詐欺などの被害を受け「みんな馬鹿だな自分は絶対そんな目に合わない」と考えると思います。

マルチタスクばかりしているとコロっと騙される人間になります。

前述した通りマルチタスクにより脳の判断能力が低下して甘い言葉や誘惑に勝てなくなります。

  • 学歴がなくて低賃金な暮らしをしている今の生活を変えたい→
  • 詐欺師:1ヵ月後にお金が1.5倍増える投資があるんですけどいかがですか?→
  • まじで?なけなしの30万円渡します!

このようなイメージで人は騙されていきます。投資の知識があったり冷静な判断能力があれば

  • 世界一の投資家ウォーレンバフェットのベストパフォーマンスは年間1.2倍が限界だったのに、どうやってこの人1月1.5倍にするんだろう
  • そんな簡単にお金を増やせるならどうしてみんなやらないんだろう
  • そもそも1ヵ月で1.5倍にできるんだったら僕に話を持ちかけなくてもお金は充分稼げるんじゃないのか
  • この人は僕にそんな話をすることでどんなメリットが得られるんだろうか。今のところ僕にしかメリットがないけど

このような思考プロセスを経てこの人の誘いは明らかに怪しい詐欺師じゃないのかと言う判断にたどり着けるはずです。

マルチタスクばかりやっていると、「まじでそんなうまい話あるの?ラッキー!ありがとう!」と思考停止して何もかも奪われてしまうのです。

論理的な思考力を身に付けるメリットと具体的な鍛え方については以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

想像力の低下

マルチタスクばかりしていると自分の頭で考える機会が少なくなり想像力が低下します。
世の中は学校のテストと違い答えのない膨大な問題達に常日頃から立ち向かわなければなりません。
つまり問題解決能力を高める要である想像力を養う事は世知辛いこの世の中を生き残っていく上で非常に重要なスキルなのです。

つまり想像力を養うと言う事は一生誰かの奴隷で飼い慣らされ続ける人生を自ら選択していると言うことなのです。

また思考の柔軟性を失うと言う事は世の中の変化に追いつくことができず経済的社会的に低レベルな生活を強いられることになります。
マルチタスクを続けると頭が固くて他の人の意見に耳を傾けない老害に確実に近づきます。

想像力を鍛えるメリットやアイディアを思いつきやすくするメンタルテクニックについては以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

誰にでもできることしかしなくなる

マルチタスクの大きなデメリットは深い思考ができなくなることです。
つまり単純作業で誰でもできることばかり優先してやるようになり長期的に見ると何のスキルや知識もない状態で歳をとってしまいます。

自分はどんな価値観を持っているのか、自分の将来の夢は何か、世の中にどんな需要があるのか。
など何度も自分と向き合って考えていく必要がある問題を先延ばしにしてやる必要のない書類の印刷とか机周りの掃除とか無駄なことばかりに時間を浪費してしまうのです。

死ぬ直前に人生を振り返って中身のないスカスカな人生だったらとても切ないと思いませんか?

人生の満足度が低下

マルチタスクばかりしていると人生の満足度、幸福度、充実感が低下します。
子供の頃はサッカーボールとか鬼ごっこだけで日が暮れるまで遊んでたのに、今では毎日死んだ顔して同じ作業ばかりやって職場と家の往復の生活をしていませんか?

人間の幸福とは没頭した時間の長さで決まると心理学の世界では言われています。

好きな友人とカフェがたくさんしてたら気づけば3時間経っていたと言うような経験ありますよね。
没頭しているとあっという間に時間が過ぎます。
一方で退屈なつまらない作業や会議、校長の挨拶などはものすごく長い時間に感じますよね。にもかかわらず退屈な作業を続けているともう今年も終わったのかと虚無感や時間を無駄にした感覚、劣等感に襲われますよね。

現状維持を続け単純作業ばかりしていると今と同じような感覚であっという間に年寄りになりますよ。

人間が死ぬ直前後悔する幸せに必要な3大要素については以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

マルチタスクを止める習慣

もう読むのも嫌になるほどマルチタスクのデメリットを紹介しました。

  • 勉強しながら音楽を聴いたり
  • 人の話を聞き流しながらスマホを触ったり
  • 映画を見ながらLINEの返事をしたり

振り返ってみると皆さんもマルチタスク漬けの生活をしていませんか?

大丈夫僕がマルチタスクを卒業できたように皆さんも今の生活を変えることができます。
一緒にシングルタスクに入門する実践方法について学んでいきましょう。

デジタル断食

マルチタスクを止める第一歩としてデジタル断食を実践してみましょう。
皆さんも感覚的にご存知の通り、マルチタスクの原因の8割以上はスマホです。

  • スクリーンタイムを決める
  • スマホの画面をモノクロにする
  • SNSは何回もスワイプしないと開けない場所に設置する
  • ブラウザのお気に入りを削除する
  • スマホの充電は玄関で行う
  • Kindleや英単語学習アプリなどを開いた状態でスリープする
  • 週末半日禁欲ボックスにスマホを入れる

スマホ中毒を卒業する実践的なテクニックについては以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

ストレス対策

マルチタスクを辞めたいなら日ごろからストレス対策を実践しましょう。

感情のコントロールや自制心は前頭葉で行っています。ストレスを受けると前頭葉が頑張って暴れないように抑えてくれています。つまり強いストレス環境下にさらされ続けると目の前の作業に集中できなくなりマルチタスク状態に陥ります。

  • 深呼吸をする
  • 運動習慣
  • 十分な睡眠時間
  • ニュースを見ない
  • 逆効果のストレス対策を理解する
  • 日頃の習慣でストレス耐性を高める

ストレスを発散するメリットやすぐに実践できるストレス解消法、ストレス耐性を高める方法については以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

先延ばしを止める

宿題、試験、勉強、仕事、家事などめんどくさいことをどんどん先延ばしにしていませんか?

マルチタスクを止めるために先延ばし癖を卒業しましょう。
習慣的に先延ばしを行うとやらなければいけないことがどんどん溜まり「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」頭頭の中がパンクしてマルチタスク状態に陥ってしまいます。

  • とりあえず5分だけ手をつける
  • 現状維持のデメリット行動するメリットを紙に書き出す
  • 完璧主義を止める

先延ばし癖を止めるメリットや具体的な実践方法については以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

筆記開示

マルチタスクを辞めたいなら日記を書きましょう。日頃の悩みや不安感を紙に書き出す筆記開示はメンタルを落ち着かせる効果があります。

友人や家族に悩み事を相談した時解決策が思いつかなくても心の重荷が取れた経験ありますよね。
筆記開示を毎日行うと思考を頭の中から吐き出す事ができ自分が抱えている問題を客観的に分析できるようになります。

  • 自分は何をしているときに集中できているのか
  • どんな気分の時に目先の誘惑に負けてマルチタスクになっているのか
  • マルチタスクを止め始めてからの心境の変化

など自分の取扱説明書を手に入れることができるのでぜひ筆記開示を実践してみて下さい。

筆記開示のメリットや具体的な実践方法については以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

シングルタスクの環境を作る

目の前のことに集中するためには環境作りが非常に重要です。
どんなに怠け者な人間でも本しか置かれてない部屋に閉じ込められると絶対に本を読みます。
人間は暇を感じる位なら痛みを求める位退屈な時間を嫌います。
海外の研究で電気椅子以外何もない空間に自転車を閉じ込めたところ退屈に耐えられなくなって参加者の全員が電気椅子に座ったそうです。
メンタリストDaiGoさんは集中力を維持するために本しかない部屋を作っています。
この世に僕たちも勉強するための部屋とか筋トレをするための部屋などスマホや漫画、パソコン、テレビなど誘惑を排除した環境を作りましょう。

読書は瞑想で注意力が底上げ

瞑想や読書など1つの事に集中する必要がある作業を増やしましょう。
筋トレをしたら筋肉がつくのと同じように注意力も鍛えることができます。
目の前の作業に集中しようとすると、今日の晩御飯の事やアニメの最新話の事など注意がそれます。注意がそれるたびに目の前の呼吸や読書に集中すると注意力がコントロールできるようになるのです。

読書は瞑想のメリットそして実践方法については以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい
合わせて読みたい
サウナはストレス発散+強制的に瞑想

瞑想をやったことがない人やまだ慣れていない人にはサウナが非常にお勧めです。

サウナはストレス発散だけでなく何も持ち込むことができないので強制的に瞑想環境を作ることができます。

アンチエイジングや免疫力改善などサウナのメリットや効果を最大化する入り方については以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

読書や瞑想が苦手な人は運動しよう

読書は瞑想が苦手な方にお勧めはボルダリングやキックボクシングなどバランスに注意しなければいけない運動です。
自分の体に注意を向けなければ落ちたりころんだり怪我をしますよね。
軽い運動でも自分の体に注意を向けるトレーニングになります。

運動のメリットや具体的な実践方法については以下の記事にまとめています。

合わせて読みたい

マルチタスクのやめ方(まとめ)

現代人は当たり前のようにマルチタスクばかりしています。
一方で人生の幸せを手に入れるためには物事に集中する能力が必要不可欠です。
つまりマルチタスクを卒業して集中力を手に入れたらそれだけで周囲から抜きんでた存在になれるのです。
人生の自由を掴み取るためにマルチタスクをやめましょう!

参考書籍 メンタリストDaiGo

週40時間の自由を作る超時間術

本記事の参考書籍が毎月750円で聴き放題!

コメント

タイトルとURLをコピーしました