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○スマホの使いすぎで目が悪くなってきた
○コンタクトって視力低下の原因になるってホント?
○どんな生活習慣が視力を回復させるの?
○手術を受けずに視力を回復させる方法ないの?
今回はそんな悩みを解決します。
- 視力を失うことのリスク
- 現代社会が目に与えるダメージ
- 視力が良くなる生活習慣
- 視力が良くなる食べ物
•視力を低下させる原因が理解できる
•認知症の発症リスクが減る
•人生の幸福度が高まる
•視力を維持するためにどんな生活習慣が必要かわかる
読むのがめんどくさいと言う方は音声学習用にYouTubeで動画を投稿しているので通勤通学などスキマ時間に聞いてみるのもオススメです。
スキンケア、デンタルケア、薄毛対策などコンプレックス克服に関する内容は以下の記事にまとめています。
視力が低下すると人生の幸福度が激減
スマホの使いすぎで視力が低下する若者が昨今急増している現代。ダイノスケも高校1年生の時にすまほーてにしてから視力が1年間で1.5から0.7に低下しました。
24歳の現在では0.2ほどしかありません。遠くのものが見えなくなったり、日常的にメガネやコンタクトレンズを使わなければいけなくなったり、視力が低下すると面倒なことが増えたなと感じることでしょう。
視力が低下し続ける生活の延長線上には、若くして視力を失うと言う悲劇が待ち受けています。
そして、視力を失うことの恐ろしさをあまり理解してない人たちが世の中には数多くいますが、視力は一度失うと手術をしない限りそう簡単に光を取り戻すことができません。
視力を失うことだけでなく、低下するだけでも様々な生活への支障が発生します。主なデメリットは以下の通りです。
認知症のリスク増加
視力が低下すると情報取得能力が低下し、その分脳が衰えやすくなります。川の上流にダムを作ると下流に流れる水の量が減りますよね。脳内に送られる情報が少なくなると脳が活性化する頻度も少なくなってしまうのです。
その結果認知症になるリスクが高まります。視覚はすべての情報の9割弱を占めています。
僕は視覚障害者の気持ちを味わうためにアイマスクをして生活をしようとしたことがあります。料理もできず、読書も読めず、スマホがどこにあるかもわからない。2時間ほど家の壁に体をぶつけまくる生活を体験した後、「目が見えるってとてもありがたいことなんだな」と実感することができました。
あらゆる行動が制限される
先程の僕の実体験でもお話しした通り、視力が低下すると旅行や仕事はおろか日常の生活にすら不自由が発生します。
スポーツをしようにもボールが見えない。旅行に行っても景色が見えない。
パソコンを使うにも画面が見えない。
料理をしたくても本を読みたくてもYouTubeを見たくても見えない。
更にメガネやコンタクトレンズを購入する費用、視力回復の手術代。視力が低下するだけで様々な出費が増えることになります。
異性からのモテ度が低下
視力が低下と外見の魅力は関係しています。
1つ目の理由は視力が低下すると目の光の反射を司る水晶体が濁って、目の輝きが失われるからです。
2つ目の理由はコミュニケーションの円滑性の低下です。会話をするときいちいち目を細めたり、ものを近くに手繰り寄せたりする様子は第三者から見ると「歳とってるなこの人」と思われ、異性の対象から外される可能性が高くなります。
誰でも発症する可能性が高い代表的な目の病気
目の病気は60代になってからと言うふうに考えている方が多いかもしれませんが、目を酷使する現代社会では2、30代から発症する可能性は充分あり得ます。
代表的な目の病気とその特徴については以下の通りです。
緑内障
緑内障は、眼球の内部の圧力が増加し、その圧力によって目の奥の視神経が傷つき少しずつ視力が蝕まれていく病気です。
40代の5%程度は緑内障になっていると言われており、60代では7.9%ほどが緑内障と言われているので、意外と身近に潜伏している病気なんですよ。
緑内障の特に恐ろしいところは、気づいたときにはもう手遅れと言うことです。なぜなら緑内障の初期段階では視力の低下や視界の歪みを脳が勝手に補正してくれるので、緑内障と言うことに気づきにくいからです。
早期に治療すれば治る病気なので、視界に歪みを感じたら必ず眼科に行きましょう。
白内障
目の中には水晶体と言う光を調節するピント機能を備えた部位があります。白内障はこの水晶体が白く濁ってピント機能が低下する病気のことをいいます。
過剰に明るく見えたり暗く見えたりピントが合わなくなったり様々な視力の不調をきたす病気です。
加齢黄斑変性
網膜の内側にある黄斑と言う部位が加齢とともに形が変わっていく病気を加齢黄斑変性といいます。
近年では喫煙も黄斑部が変形する原因だということが明らかになりました。
黄斑は文字を読んだり識別したりする機能を有しているため、黄斑部の形が歪むことによって、これらの能力が失われることになります。
30代で視力を失わないためのポイント6つ
では視力の低下を防ぐために日常の生活習慣でどんなことが効果的なのか、具体的に紹介していきます。
結論から言うと目は毛細血管の塊の臓器であり、血液循環を改善する行動が健康な視力を維持できます。
皆さんと皆さんの大切な人の視力を守るために、これから紹介することだけでも覚えておいてください。
運動習慣
まず重要なのが運動習慣です。1日5分の散歩でもいいので体動かす習慣を作っておくことで血液循環は改善します。
足は第二の心臓と言われていて、足を日ごろから動かす習慣を作っておくことで目の健康も守れるようになります。
他にも運動には脳機能の改善、ストレス対策、メンタル強化、アンチエイジング、免疫機能強化などのメリットが盛りだくさんです。
ぜひストレッチや散歩から日々の運動習慣始めてみて下さい。
運動のメリットやお勧めの運動については以下の記事にまとめています。
食生活
血流改善とともに目に送られる栄養源を確保することも大事です。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンや鮭に含まれるアスタキサンチンは血流を改善するだけでなく、目の健康にも非常に効果的です。
目に良い食材は以下の通り。積極的に日々の食生活に取り入れるようにしましょう。
- ビタミンA 目の疲れや乾燥を防ぐ にんじん、ほうれん草、卵黄、うなぎ
- ビタミンB 目の疲れや精神疲労の回復 水に溶けやすいので煮込むときは汁ごと摂取豚肉、納豆
- タンパク質 目の細胞の材料 納豆、魚、豚肉、鶏肉、卵
- アントシアニン 目の光を受け取る細胞ロドプシンの生成に役立つ ブルーベリー、ブラックベリー、ストロベリー、ブドウ
- アスタキサンチン 目の新陳代謝を助ける 鮭、サバ等青魚類
血流を改善する食材は総じて脳機能に良い影響与えることが多いです。つまり勉強効率や生産性の向上にも役立ちます。学生社会人問わず健康に良い食べ物を積極的に食べるようにしましょう。
その他、どんな食べ物が健康に良いのかについては以下の記事にまとめています。
ストレス対策
慢性的にストレスに悩まされると常に全身が緊張状態になり、体の細部の血管は収縮します。
つまり毛細血管の塊である眼球に血液が送られにくくなると言うことです。
なのでストレスをため込まないようにストレス発散方法を日々実践することが重要です。
お勧めの方法は以下の通り。
- 運動
- 睡眠
- 瞑想
- 読書
- 筆記開示
- 自然に触れる
これらストレス対策の詳細については、以下の記事にまとめています。
睡眠
皆さんは普段きちんと寝ていますか?
寝ている間に分泌される成長ホルモンや眠気を流すメラトニンと言う物質は血管をきれいにする作用を持っています。
成長ホルモンにより体中の細胞は入れ替わり、心と体の健康が保たれるのです。
つまり毎日質の高い睡眠を確保しないと、視力どころか体全体がボロボロになってしまいます。ぐっすり眠る方法は以下の通り。
- 寝る90分前に湯船で体の芯まで温める
- 寝る2時間前にはブルーライトを発するものに触れない
- 寝る3時間前までには食事を終える
- 寝る4時間前までには飲酒を控える
- 日中運動する
- 日中太陽の光を浴びる
ぐっすり眠る方法の詳細については以下の記事にまとめています。
コンタクトレンズを使わない
皆さんは視力低下を補うためにコンタクトレンズを使っていますか?強制はしませんが目の健康守りたいのであれば、コンタクトレンズは極力控えた方が良いです。
コンタクトレンズをつけたり目をこする行為は臓器を直接殴る事と同じ位、目にダメージが与えられています。
また、コンタクトレンズをつけることでレンズと眼球の間が乾いてしまい、慢性的に眼球がダメージを受けてしまいます。
目の渇きを防ぐために涙が眼球を覆っているのですが、コンタクトレンズはその間に割り込んで涙が目を保護することを阻害してしまうのです。
スクリーンタイムを減らす
テレビやパソコンスマートフォンなどスクリーンを見る時間を極力減らしましょう。
僕たちは涙を分泌させることで目の表面の渇きを守っています。基本的に1分間に20回程度瞬きを行い目を保護しているのですが、スクリーンを見ている時はまばたきの回数が1分間に3回程度と従来の7分の1程度まで低下してしまいます。
つまりスクリーンを見ている間は従来より目を守るバリアが薄くなりやすいのです。
なのでスマホ中毒になると、近くのものしか見ないから目の筋力が衰えると言うことと、目を守るバリアが少なくなってしまうからダメージが蓄積されやすくなると言う2つの理由で視力が低下してしまいます。
スマホ中毒を卒業する方法については、以下の記事にまとめています。
目を守る生活習慣方法6選(まとめ)
- 視力が低下すると人生の幸福度に悪影響
- 認知症リスクの増加や日常生活に多大な悪影響
- 目はむき出しの臓器、コンタクトや目をこする事は避けよう
- 食事運動睡眠ストレス対策など血流を改善すると視力も回復
人間の平均寿命がどんどん伸びている現代。肉体よりも先に眼球の寿命が尽きてしまうと言われています。
というか、これほど目を酷使した生活ばかりをしていたら、視力を失う現代人が増えるのは至極当然のことでしょう。
自分のやりたいことがまだまだたくさんある。自分の大切な人といろんなことをしたい。そのように思う方々はぜひ目の健康について意識して生活してみてはいかがでしょうか。
僕も自分の視力をしなうことがとても怖いし、自分の大好きな友達と旅行したり、一緒にスポーツを楽しめなくなることが何よりも恐ろしいです。
自分の大切なものは自分で守る。そのために本記事で紹介している内容が少しでも皆さんの役に立てれば幸いです。
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