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○もっと他人を思いやる人間になりたい
○気配りができる人間になるために何をしたらいいの?
○共感能力って何?必要なの?
○人間関係の悩みを減らしたい
○めちゃくちゃ嫌いな人間が何を考えているかわからない
今回はそんな悩みを解決します。
- 共感能力のメリットとデメリット
- 共感能力を鍛える習慣
○毎日ぐっすり寝れるようになる
○生産性•勉強効率が向上する
○気配り上手になる
○メンタルが安定し人間関係が良くなる
読むのがめんどくさいと言う方は音声学習用にYouTubeで動画を投稿しているので通勤通学などスキマ時間に聞いてみるのもオススメです。
共感能力を鍛えるメリットと共感能力を鍛える習慣
もっと周囲に気を配れ!もっと空気を読め!
これまでの人生で、そんなこと言われた経験はありませんか?
命令口調で、【もっと相手の気持ちを理解しろ!】と頭ごなしに言ってくる人間は自分の価値観を押し付けるだけの対して凄くない人だから無視してオッケーです。
そもそも、あなたの気持ちを無視して、アドバイスと言う名のマウントをしてくる時点で、相手もあなたの気持ちを理解できてないから説得力ないですもんね。
とは言えその一方で、彼らの言うように、もっと相手の気持ちを察する能力を高めたいと思ったことありませんか。
相手の気持ちに寄り添い、人の意見や考えを察することができる能力を共感能力といいます。
現代の日本社会は、空気を読みすぎるが故に、自己主張が苦手な人が増えている一方で、相手の気持ちを理解できずメンヘラDV男みたいに自分のことしか考えられない人間が増えているのも事実です。
つまり、周囲に同調して、自分を抑圧しすぎると溜まったストレスが視野を狭めて、上司や先輩がいないところで、暴発してしまうと言う事ですね。
人間関係の悩みを減らしたい、自分の大事な人たちが窮地に陥っているときに支えてあげたい。
このように思うのならば、共感能力を鍛えましょう。共感能力は一生役立つ武器になります。
自分は他人に気を配ることが苦手な人間だからと諦める必要はありません。
どんなにやせ細った人間でも、筋トレをしたら筋肉がつくのと同じように、訓練すれば、誰でも共感能力を高めることができます。
その一方で、アスペルガー症候群の人やメンタリストDaiGoさんのように遺伝的にほとんど共感能力が身につきにくい人もいます。
しかしながら、皆さんが相手の気持ちを察する能力を高めたいと言うふうに思うのならば、遺伝子を理由に行動しない自分を正当化するのはまだ早いと思いませんか。
どうしても集団行動が苦手とか、共感能力が高められないのであれば、エンジニアとかプログラマー、トラックドライバーのようにコミュニケーションが少なくて済む生き方を模索していけばいいのです。
ということで、今回は共感能力を鍛えるメリットとどのような習慣が共感能力を養うのかについて解説していきます。
共感能力を鍛えるメリット
まずはじめに共感能力を鍛えるメリットについて解説します。
日本人は空気を読みすぎるし、自己主張がないから、共感能力なんて持ってないほうがバランスがいいんじゃないのかと思うかもしれません。
もちろん、自分の人生の幸せを切り開く上で周りの意見よりも、自分の価値観を優先することが重要です。
とは言え、周囲の人たちが何を考えているのかある程度理解できるようになった上で無視するのと、歩み寄る努力をしないままからの意見を無視するのでは結果が全然違います。
人間は、非常に現金な生き物で、この行動の先にどんなメリットやデメリットがあるのか、理解しないとモチベーションが上がりません。
学生の頃、親や先生に勉強しろと言われても、やる気がわきませんでしたよね。
共感能力を鍛えるメリットはたくさんあるので、なんとなくで良いから頭の片隅に入れておきましょう。
人間関係の悩みが減る
共感能力を鍛えると人間関係の悩みが格段に減ります。
他人の思考がある程度理解出来るようになり、【なんであの人はこんな意地悪をするんだろう】言動に振り回されて発生するストレスが激減します。
さらに、加えて日ごろから他人に寄り添う言動を心がけることによって、周囲の人から好かれやすくなります。
人間はどこまでいっても、自分が大好きな生物です。
だから自分の話を聞いてほしいし、肯定してほしいものです。
つまり、他人の考えや意見に共感し、同調する能力を身に付けると、相手の承認欲求を満たし、勝手に自分のことを好きになってくれます。
さらに加えて、間の話に寄り添うだけでなく、相手の言動の意図を汲み取り、先読みして行動することができるようになります。
例えば、複数人で食事に行ってて、デリカシーのない質問に困っている人を見つけたら、自然に話題をそらすことができたり、両手がふさがっている人を見かけると、率先してドアを開けてあげたりなど細やかな気配りが上手になります。
そんな人間が周りから好かれて行くのは至極当然だと思いませんか?
感情コントロール能力が高まる
すぐにささいなことでブチ切れてしまったり、他人に八つ当たりする傾向が高いなら、共感能力を鍛える価値は高いです。
共感能力を鍛えると自分の感情をコントロールする能力も高まります。
なぜなら、共感能力によって、他人に対しての理解が深まるからです。
人間は、自分が理解できないものや知らないものに対して、恐怖や嫌悪感を抱きます。
だから、認知機能が低下したお年寄りなどは、新しい情報や科学技術を理解できず、毛嫌いして昔は良かったという言葉が口癖になっているのです。
一方で、共感能力を鍛えると【あの人は、なんでこれほど怒ったんだろう。そうか、自分もあの人と同じように、仕事の納期が迫って、毎日残業続きで奥さんとも喧嘩している状況だったら、あんな言葉を言ってしまうのも仕方ないなぁ】みたいに敵対しているはずの人間ですら一定の理解を示すことができるのです。
もちろんどう頑張ったって自分と入れることができない人がいるのも事実です。
自分と相性が悪い人と、無理に関係を続ける必要はありませんし、嫌いな人間に迎合して媚び諂う必要もありません。
とは言え、理解できない相手に対してずっとイライラして、目の前の作業のパフォーマンスが低下するよりも、他人の心理をある程度理解してさっさと切り替える方が生産的だと思いませんか。
ストレスが減る
共感能力を鍛えると日々のストレスが激減します。
なぜなら、前述した通り、他人の気持ちに寄り添うことができるようになり、人間関係で余計なトラブルを抱えなくなることが大きな要因です。
人間の幸福度は、人間関係の充実度で決まると言われており、良好な対人関係を築けていると、それだけで生産性や寿命にも良い効果が現れるのです。
また、後述しますが、共感能力を鍛えることにより、睡眠の質が高まることも、ストレスを抱えにくい理由の1つに挙げられます。
健康的になって、人間関係の問題を抱えにくくなって、感情をコントロールする力が向上し、生産性が高まるんだったら誰だってストレスを抱えにくくなりますよね。
一方で、HSPの人みたいに高すぎる共感能力を持っていると、他人が怒られていると、自分も悲しい気持ちになったり、相手の悩み事に同情しすぎて、ストレスを抱えこむやすくなる原因になります。
ダイノスケもHSP傾向が高いのですが、感受性が高い人たちは、周囲の刺激を受けすぎないように、落ち着ける場所や時間を確保しておきましょう。
睡眠の質が高まる
仕事や家庭のストレスで、布団に入ってもなかなか寝れないなら、共感能力を鍛えましょう。
共感能力を高めると、睡眠の質も自然に改善していきます。
前述したように、共感能力を一定のラインまで鍛えるとストレスへの対処能力が高まります。
人間は、睡眠中は体をリラックスさせる必要がありますが、ストレスを感じているときは、体は興奮し、睡眠に適さないコンディションになってしまいます。
つまり、ストレス耐性を高めることで、深い睡眠を手に入れることができるのです。
また、人間関係が充実している人は、睡眠の質が高まる傾向があります。
専門用語で、レスポンシビリティーの高い人と言うのですが、家族や友人や恋人など、自分の悩みについて親身になって考えてくれる信頼できる仲間がいると、睡眠の質が高まるのです。
生物の生存戦略的に考えても、周りが敵だらけの空間だと深い眠りに落ちていたら、いつ襲われるか分からないから、落ち着いて休息できるはずがありませんよね。
前述したように、共感能力を鍛えることによって、人間関係の悩みを減らし、良好な関係を築くことができます。
その結果、睡眠の質を高めることができるのです。
仕事や勉強の生産性が向上する
共感能力を鍛えると仕事の生産性が向上します。
お客さんや仕事仲間が何を意図して何を指しているのかを理解しやすくなり、仕事が円滑になるのです。
さらに加えて、前述したように人間関係も良好になり、トラブルに巻き込まれても、周囲が助けてくれやすくなるのです。
また、人間の性格やモチベーションは周囲の人たちの影響を受けます。
僕たちの性格は普段付き合っている5人の平均になると言われていて、ギャンブルやタバコ、アルコールが大好きな人と近くにいると、自分もそれらが好きな人間になります。
一方で、日頃、親切な人や向上心の高い人の近くにいると、自分も良い影響を受けて、どんどん成長していけるのです。
他人を助けることで、相手も自分に何かをお返ししてくれるし、お互いに切磋琢磨しあうことができる。
これらの積み重ねで、【あいつに負けないように頑張ろう】とか【もっとあの人の役に立ちたいから頑張ろう】と仕事や勉強のモチベーションを高めることができるのです。
人間は1人では、意思力が貧弱ですぐに誘惑に負けてしまいます。
だから、誘惑に負けにくいように、周囲の力を借りることが高いパフォーマンスを維持するために非常に重要なのです。
人生の満足度が向上する
変換能力を鍛えると人生の満足度が向上します。
人間の幸福度を左右する大きな要因は
- 人間関係の充実度
- 自己コントロール感
- 挑戦
- 健康
等で決まると言われています。
共感能力を鍛えることによって、前述したように、人間関係が良好になり、仕事や勉強の生産性も向上します。
結果的に良い成果を量産できるようになったり、自分の好きなことに没頭できる時間が増えるので、人生の満足度が高くなりやすいのです。
余計なストレスに悩まされにくいのも、幸福度を高める理由の1つですね。
共感能力が高すぎることのデメリット
共感能力は人生で非常に役立つスキルですが、際限なく鍛えればいいと言うわけではありません。
生まれつき感受性や共感能力が高すぎるせいで、むしろストレスが増大している人たちも世の中にはいるのです。
共感能力を期待すぎると、どのような被害があるのか、そして繊細な自分とどうやって付き合っていくのかについて解説します。
HSPの人たちは共感能力が高すぎて疲れやすい
Highly sensitive person 【HSP:高い感受性の人】と言われる人たちが、全体人口の約20%ほど存在します。
ダイノスケもHSP傾向の高い人間の1人です。個人差もありますが、彼らには感受性が高いが故に、このような傾向があります。
- 困っている人をすぐに見つけることができる
- 嗅覚や聴覚など、五感が鋭い
- 聞き上手で、相手の心に寄り添う会話が得意
- 自然の風景や、友達との会話など、ささいなことからも喜びを見つけ出しやすい
- あらゆる物事について熟考し、深く考えることが多い
このように聞くと、HSPの人達は善人で、しかもいいことばかりだと思うかもしれません。
しかし、感受性が高いということは、デメリットもたくさんあります。
常人が気づかないような些細な事でも、傷ついたりストレスを感じたりすることが多くなるのです。
- 残酷な映像にひどくショックを受ける
- 誰かが怒られていたら、自分も怒られている人に共感して辛い気持ちになる
- 相手の感情に寄り添いすぎて、自分の意見を言えない
- 頼み事や誘いを断るのが苦手
- 環境の影響を大きく受けるので、都会のように人が多いところや、満員電車が苦手
- 音の大きな飲み会や、ナイトクラブなどの環境が非常にストレス
- 他人のイライラや、悲しみなど、ネガティブな感情を受け取り、勝手に凹む
- よく考えるので、その分フットワークが重く【考えすぎだよ】と言われることが多い
要するに、メリットもたくさんあるけど、デメリットもたくさんあって、自分の取り扱い方が非常に難しい人たちなのです。
一般人が片手剣と言う武器を持っているとすれば、感受性が高い人たちは、一撃の威力が高いけど、機動力に欠ける大剣を持っているようなものです。
自分が片手剣にはない攻撃力を持っていることを理解していないと、【自分はのろまで巨大な重りを持っている】と勘違いしたまま過ごしてしまいます。
共感能力のデメリットを減らすためにできること
前述したように、感受性が高すぎると様々な情報を受け取りすぎてしまってとても疲れてしまいます。
その結果すぐに疲れる自分は無能なんだとか、【お前は考えすぎなんだよ!】みたいな風に何も考えていない体育会計の人たちに自分の考えを理解してもらえずどんどん心が削られて行きます。
共感能力を十分に高めた後は、自分の居心地が良い場所や、友人関係を把握して、不快感を感じる人たちや空間から距離を取るようにしましょう。
また、週に1回でいいから読書とか瞑想とかスマホを持たずに散歩するとか、自分1人の時間を確保するようにしましょう。
行きたくない飲み会は断っていいんです、会いたくない人とは無理して付き合わなくていいです。
共感能力を鍛える習慣
共感能力が、人生に与えるメリットについて紹介しました。
それでは、具体的に共感能力を鍛えるためには日ごろから何をしたらいいのかについて解説していきます。
どれだけ筋肉のない人でも、筋トレをしたら、多少筋肉がつくのと同じように、共感能力も、日々の訓練次第である程度鍛えることができます。
共感能力がないと、他人の考えを理解できず、自分勝手な振る舞いが増えて集団から孤立してしまいます。
少しでも自分の人生を生きやすくするために、これから紹介する内容のどれか1つでも生活に取り入れていきましょう。
読書
共感能力を鍛えたいなら、様々な本を読みましょう。特に小説がお勧めです。
本を読む事は、巨人の肩に乗って遠くを見ることと例えられることが多いです。
要するに、歴史的人の視点や考え方を学ぶ教材として、読書は非常に効果的ということです。
本を読むことで、著者がその本に記した読者へのメッセージを考察したり、著者の人生を追体験することができます。
小説も実用書と同様に、自分とは違う境遇や性別や価値観をまず、主人公の人生を追体験することができます。
登場人物の気持ちに寄り添うことで、子供の読者が親の大変さを理解したり、男性が女性社会の大変さを理解する機会を増やすことができます。
僕たち、人間は理性ではなく、感情で動く生き物です。さらに残念なことに客観的ではなく、主観的に生きる生き物です。
だから、自分の今までの人生で学んできたことが、価値観や常識になり、自分の考えから逸脱した人たちの境遇や考え方を理解するのが非常に苦手です。
特にお年寄りのように認知機能が低下した人や、日ごろから頭を使っていない人ほど、偏見や凝り固まった思考が顕著になります。
人間は進化の過程で、種族全体が一気に滅びないように、多様性と言う武器を手に入れました。
人それぞれが千差万別で異なった価値観を持っているんです。
人類全員があなたと同じルックスで同じ考えを持っている社会なんて不気味だし、ロボットみたいな面白みのない社会だと思いませんか。
にもかかわらず、頭の固い人たちは、自分の価値観を他人に押し付けてしまいます。
こんな愚かな人間になりたくないなら、たくさんの人たちの価値観や考え方に触れましょう。
他人の考え方を学ぶ教材として、読者は非常に効果的です。さらに加えて、本は図書館に行けば無料でいくらでも読むことができます。
本を読むと、知識が身に付くだけでなく、論理的思考力や、語彙力、読解能力も鍛えられるし、メンタルが安定すると言うメリットもあります。
非常に効果的な自分磨きの方法なので、今日から始めてみましょう。
漫画や映画などストーリーに触れる
他人の気持ちに寄り添う能力を鍛えたいなら、他人の人生を追体験する頻度を増やしましょう。
小説以外にも、漫画や映画など、様々なストーリーに触れることで、登場人物に感情移入して共感能力を鍛えることができます。
ダイノスケは、幼少期の頃から、道徳の教科書のストーリーを読むのは結構好きでした。
小説の方が漫画や映画など、その他のメディアよりもより心理描写を具体的に指示をしてくれると言うメリットがありますが、映像がない分、状況をイメージ、しにくかったり、とっつきにくいなどのデメリットがあります。
一方で、漫画やアニメや映画は、嫌いな人の方が少ないですよね。
友人や家族との話題作りにもなるし、様々な世界観や文化を学ぶトレーニングにもなるので休日やることがないなら、漫画や映画を楽しむのも、案外悪くない習慣なんですよ。
日記
共感能力を鍛えたいなら、毎日寝る前に1行でいいから日記を書きましょう。
書く内容はその日あったいいことでも嫌な事でも何でも構いません。
- 今日の飲み会楽しかった
- あの人と一緒にいても楽しくない
- 自分はアウトドア嫌いだと思ったけど、意外と好きだということがわかった
みたいに日記を書くことで、自分と向き合う時間を増やすことができます。
その結果、自分を客観的に分析する回数が増えて、【昨日自分はなんであんなに怒ったのかな?→そうか、自分のプライドを傷つけられたからだ】みたいに、自分の扱い方が少しずつ上手になっていきます。
その結果、他人の言動に対しても、【なぜあの人はあんなことを言ってきたんだろう→そうか、自分もあの人と同じ立場だったら嫌な気持ちになるよな】みたいに、他人の気持ちに寄り添うことも上手になってくるのです。
さらに加えて、日記を書く事は、睡眠の質を高めたり、ストレスを減らしたり、記憶力を高めたり、など、様々な良い効果があります。
日記アプリをインストールすれば、スマホさえあればいつでもどこでも日記を書くことができます。
ぜひ試してみましょう。
瞑想
共感能力を鍛えたいなら、日ごろから瞑想する時間を取り入れましょう。
瞑想は、自分の呼吸や体の感覚、そして今感じているものなどに注意を向けるトレーニングのことを指します。
注意力や集中力を鍛えるだけでなく、自分の思考や感情を客観的に分析する練習にもなります。
瞑想を続けると、腹立たしい出来事があっても【あ、今自分はとても腹が立っている。けど、怒りをぶつけたところで状況は良くならないから、相手と改善策を一緒に考えよう】みたいに、感情コントロールが上手になるのです。
また、自分の感情を分析する能力が鍛えられると、相手の気持ちを思いやる能力も自動的に鍛えられて行きます。
【あの人は、さっきまで理不尽なことで、上司に怒られていたから、後で、コーヒーを差し入れしよう】
みたいに、自分が相手の状況だったらどんなことをして欲しいのかと言う思考を瞑想によって日ごろから練習することができるのです。
さらに、瞑想には
- 睡眠の質向上
- 記憶力向上
- 痩せやすく、病気になりにくい体を作る
- ストレスケア
などのメリットがあります。
そして瞑想は、一切お金がかからない上に、時間や場所等の制約もありません。
友達が待ち合わせで遅れている時や参加する意味のない無駄な会議などのすきま時間にもメンタルトレーニングをすることができるのです。
たくさん質問をする
共感能力を鍛えたいなら、日ごろから周りの人たちに興味を持ちましょう。
相手の発言の意図は何か?根拠は何か、どんなことに興味を持っているのか、質問の内容は何でも構いません。
身の回りの人たちは、同じ人間ではあるけれど、あなたと同じ人生を歩んではいません。
人、それぞれ、家族構成や経済状況も違うし住んだ地域や今まで学んできたことも異なります。
事実は小説よりも奇なりという言葉があるように、意外と身の回りの人たちも自分じゃ考えられないような過去を持っていたりする可能性があります。
パナソニック創設者の松下幸之助さんは、家が貧乏だったから、小学校中退をして、1人で大阪に上京して働き始めました。
たくさん質問することで、相手のことを知れるし、【こいつはたくさん質問してくれるから、自分に興味を持ってくれているんだ】と相手から勝手に好かれるようになります。
毎日不満や愚痴ばかりで、ろくに努力もしないような人間だということがわかったら、さっさと関わるのをやめたらいいだけの話です。
僕たちの身の回りには、たくさんの教材が転がっているんですよ。
また、日ごろからなぜとかどうしてとか質問を考える習慣を作ることで、自分の思考力を養うこともできます。
自分の考えが偏見や思い込みによって生み出されたものではないかと考えることによって、より客観的に合理的な判断を下せるようになります。
自分の問題解決能力を高めるためにも、そして自分の共感能力を鍛えるためにも、周囲の人間から好かれるためにも日ごろから質問力を磨きましょう。
新しい体験をする
共感能力を鍛えたいなら、自分の興味のあるスポーツや副業や旅行、なんでもいいから、新しい体験に飛び込みましょう。
読書や映画と同じように、新しい体験をすることで、自分の価値観を広げることができます。
その結果
- 自分は隠キャだから、ナイトクラブに通う騒がしい人たちのこと嫌いだったけど、実際行ってみたら意外と楽しかった
- 自分はスポーツが苦手だけど、登山をしたら意外と楽しかった
- ゲイの人に偏見があったけど、実際会って話してみたらなんてことなかった
みたいに、実際体験してみたら、予想と違う新しい発見に出会うことなんて多々あります。
その結果、様々な文化や考え方を受け入れられるようになったり、トラブルにも柔軟に対応できるようになります。
そして、困っている人間を見つけ彼らに寄り添い、共感する力も自然に養われているのです。
新しいことに挑戦するのは怖いですが、人は、失敗を経験することで成長することができます。
成長マインドセットを身に付け、新しいことに挑戦していくことで、いろんな人に寄り添う、心の優しい人間に近づけますよ。
柔軟な思考力を鍛える
共感能力を鍛えたいなら、柔軟な思考力を磨きましょう。
これまでの項目で、読書や映画や旅行などの新しい体験をすることで、自分の視野が広がると解説してきました。
視野が広がることで、自分以外の様々な価値観や考え方も受け入れられるようになるのです。
そして、常日頃から
- なぜこの人はあの発言をしたんだろう
- なぜみんな自分と同じ行動を取らないんだろう
- 自分も相手と同じ立場だったら、どんな行動するだろう
などと自分の視点を切り替える思考を行っていると、状況を客観的に分析しやすくなる上に相手の気持ちに寄り添う家からも養うことができます。
このように、良い意味で物事を批判的に考えるクリティカルシンキングを日ごろから鍛えることが脳の柔軟性を保つのに役立ちます。
クリティカルとは直訳すると、批判的という意味ですが、2ちゃんねるでアンチコメントを書いている人のように、ただいたずらに否定しろと言うわけではありむせん。【この前提が間違っているとしたら、何が原因なんだろう】と視点を切り替える思考方法が問題解決能力を高めてくれるのです。
クリティカルシンキングは、Googleでも採用項目の1つに加えているほど、近年世の中で注目されている能力です。
クリティカルシンキングは天才に勝つ思考法と言われていて、僕たち凡人こそ身に付けることで人生を変えることができます。
クリティカルシンキングは生まれつき手に入る能力ではなく、後天的な努力で手に入ります。
しかも、天才は批判的な思考を行っはなくても、少ない労力や自分のセンスで大抵うまくいってしまいます。
だからこそ天才たちは、クリティカルシンキングをあまり鍛えないのです。
その結果、エリートや天才たちは、いちどつまずくと挫折に弱いと言う欠点を抱えやすいです。
一方で、僕たち凡人が有象無象から抜きん出るためには、自分のセンスに頼るのではなく、状況を客観視して素早く修正と行動を繰り返すことが重要です。
つまり、今までの話を要約すると
- クリティカルシンキングは、問題解決能力を高める
- 生まれつき身に付く能力ではない
- 努力すれば、誰でも身に付けられる
- 天才はクリティカルシンキングをあまり絶えず自分のセンスに頼りがち
と言うことになります。
という事は、日ごろからクリティカルシンキングを意識し、実践することで、天才を追い抜く成果を出せる可能性があると言うことです。
あの有名なメンタリストDaiGoさんもクリティカルシンキングによってテレビ業界に見切りをつけ、インターネットの世界に飛び込んだそうです。
彼は、自分のことを社会不適合者であり、凡人だと言ってますが、IQは130を超えててどう考えても天才だろとダイノスケ個人として思ってしまいますが笑
話が少し脱線してしまいましたが、人生をイージーモードにするためにも、そして共感能力を鍛えるためにも、クリティカルシンキングを日ごろから実践していきましょう。
共感能力のメリットや鍛え方(まとめ)
他人の気持ちに寄り添う能力は、正直、遺伝や生まれつきによる要素が大きいです。
とは言え、誰だって、日々の努力で共感能力を鍛えることができます。
自分の大事な人が傷ついている時や苦しんでいる時、いち早く気づいて手を差し伸べたいですよね。
過去を変えることはできませんけど、これからの人生は変えていくことができます。
今日は残りの人生で最も若い日です。
今回紹介したテクニックの中からできそうなもの、1つだけでいいので早速実践していましょう。
特に心理的負荷が低くてオススメなのは、映画やアニメを見たり、ダイノスケお勧めの小説を読んでみることです。
後は寝る前に1行だけでいいから日記を書くのもオススメです。
少しずつ前に進んでいきましょう。
参考書籍 メンタリストDaiGo
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